クイーンズランド州の保育分野には、他州にはない事情が二つあります。一つは働く前に Blue Card(州独自の子どもと関わる仕事のスクリーニング)を取らなければならないこと。もう一つは、ゴールドコースト・サンシャインコースト・ケアンズなどが移住上の地方区分に入るとされていることです。一方で、保育の資格そのものが直接ビザに結びつくかというと、そこには冷静な線引きが必要です。このページは、その両面を先にお伝えするところから始めます。
1. Diploma を修了しても、subclass 485(卒業生ビザ)の Post-Vocational Education Work stream には進めないと読めます。
485 の Post-Vocational Education Work stream は、指名職業が MLTSSL(中長期戦略技能職業リスト)に載っていることを求めるとされています。保育の現場職である ANZSCO 421111 Child Care Worker は MLTSSL に載っていません(LIN 19/051 Schedule 1 を弊社で確認)。したがって「Diploma を出れば卒業生ビザで数年働ける」という説明を受けたことがある方は、その前提を一度お確かめください。
2. Early Childhood Teacher(幼児教育教員)になるには学士以上が要ります。そして TAFE Queensland には、この分野の学士課程が見当たりませんでした。
ANZSCO 241111 Early Childhood (Pre-primary School) Teacher は、資格要件として学士以上と教員登録が想定される職種です。弊社が TAFE Queensland の学位課程一覧を確認した範囲では、看護・歯科技工・土木工学(准学士)・サイバーセキュリティ(大学院)などはありましたが、幼児教育の学士課程は確認できませんでした。
3. Blue Card がなければ、実習にも仕事にも入れないとされています。
クイーンズランド州では Working with Children (Risk Management and Screening) Act 2000 に基づく Blue Card 制度が運用されており、子どもと関わる業務に就く前に取得が求められると公表されています。学生ビザで渡航してから申請することになるため、スケジュールに余裕がないと実習が始められないという詰まりが起きます。詳しくは下の専用セクションで扱います。
4. コースコードが CHC50121 から CHC50125 へ切り替わる過渡期にあると見られます。
コース個別ページは CHC50121(CRICOS 109290B・$11,600)を表示している一方、国際学生向けの料金表側には CHC50125(CRICOS 118592B・$12,000)と読める記載がありました。どちらが正しいと弊社は断定しません。両方を併記し、申込時点の最新値を学校へ照会します。
それでも、この分野をクイーンズランドで学ぶ意味はあります。保育は資格と実務経験が就労に直結しやすく、Certificate III の段階から現場に入れる設計になっています。オーストラリア連邦政府は保育従事者への賃金支援(ECEC Worker Retention Payment)を実施していると公表しており、待遇面の環境は動いています。そして、TAFE Queensland の国際学生向け開講地にはゴールドコースト(Robina)が含まれると読める資料があり、ここは移住上の地方区分に該当するとされるエリアです。ブリスベンだけを見て判断すると、この選択肢を見落とします。
このページの内容は 2026年7月時点で弊社が確認できた公開情報に基づく整理です。学費・入学条件・ビザ関連の要件はいずれも変更されます。実際のお申し込み・出願の前に、必ず最新情報をご確認ください。
| 学校 | TAFE Queensland(RTO 0275 / CRICOS 03020E / 高等教育 PRV13003) |
| 分野 | Early Childhood Education and Care(幼児教育・保育/チャイルドケア) |
| 主なコース | CHC30121 Certificate III in Early Childhood Education and Care CHC50121 Diploma of Early Childhood Education and Care (料金表側には後継コード CHC50125 と読める記載もあります) |
| CRICOS コース番号 | CHC30121:109391H / CHC50121:109290B (CHC50125 は 118592B と読める記載あり。弊社では併記にとどめます) |
| 実習(義務) | Cert III:規定の保育サービスでの就業160時間以上 Diploma:同280時間以上(training.gov.au の資格記述より) |
| ユニット数 | Cert III:合計17(コア15+選択2)/ Diploma:合計15(コア12+選択3) |
| Diploma の入学前提 | CHC30121 または旧 CHC30113 の保持が求められると記載されています |
| 期間の目安 | Cert III:学校ページに「up to 18 months」、フルタイム系で9か月〜1年の選択肢 Diploma:フルタイム1年、既就業者向け等で最長18か月 |
| 学費(弊社確認済み 2026年) | CHC30121 … $9,200 / CHC50121 … $11,600 (学校ページの Cert III 表示は「$9,200 - $9,600」の幅。CHC50125 側は $12,000 と読めます) |
| 英語条件(Cert III / Diploma 共通) | IELTS Academic 総合6.0(各バンド 5.5 未満不可)/ TOEFL iBT 67 / PTE Academic 50 / Cambridge 169、または TAFE Queensland の英語コース Pre-Advanced Level 修了 |
| 開講キャンパス | コース個別ページ上は Greater Brisbane(South Bank・Loganlea・Bracken Ridge・Ipswich・Springfield ほか)、Gold Coast、Sunshine Coast、Darling Downs、Wide Bay Burnett、North Queensland(Cairns 等)と広範。ただし国際学生が入れる開講地はこれより狭いとみられます |
| 就ける職種(ANZSCO) | 421111 Child Care Worker / 134111 Child Care Centre Manager / 241111 Early Childhood (Pre-primary School) Teacher |
| 技能査定機関 | 上記3職種いずれも ACECQA と記載されています |
| 州独自の必須手続 | Blue Card(Working with Children (Risk Management and Screening) Act 2000 に基づく) |
CRICOS 番号・開講日・開講キャンパスは学校側の運用で変わります。上表は弊社が 2026年7月に TAFE Queensland のコースページおよび training.gov.au の資格記述で確認できた範囲です。
オーストラリアの保育資格は、日本の「保育士養成課程」とは組み立て方が違います。科目名で並ぶのではなく、ユニット(unit of competency)という「できるようになるべきこと」の単位で積み上がっていきます。ユニットのコードと名称は training.gov.au に登録されており、どの学校で学んでも同じコードのユニットを修了することになります。学校ごとに違うのは、教え方・実習先・選択ユニットの組み合わせです。
「保育室に入って、有資格者として子どもを見る」ための最初の資格です。オーストラリアの保育サービスでは、この Certificate III が実務に入るための基礎的な位置づけとされています。
| ユニットコード | ユニット名(原文) | 内容の目安 |
|---|---|---|
| CHCECE030 | Support inclusion and diversity | 多様な背景の子どもと家庭を受け入れる実践 |
| CHCECE031 | Support children's health, safety and wellbeing | 健康・安全・ウェルビーイングの支援 |
| CHCECE032 | Nurture babies and toddlers | 乳児・よちよち歩き期の関わり |
| CHCECE033 | Develop positive and respectful relationships with children | 子どもとの尊重にもとづく関係づくり |
| CHCECE034 | Use an approved learning framework to guide practice | 承認された学習フレームワーク(EYLF 等)の運用 |
| CHCECE035 | Support the holistic learning and development of children | 全人的な学びと発達の支援 |
| CHCECE036 | Provide experiences to support children's play and learning | 遊びと学びの経験づくり |
| CHCECE037 | Support children to connect with the natural environment | 自然環境とのつながりの支援 |
| CHCECE038 | Observe children to inform practice | 観察記録と、それを実践に返す手順 |
| CHCECE054 | Encourage understanding of Aboriginal and/or Torres Strait Islander peoples' cultures | 先住民文化への理解を促す実践 |
| CHCECE055 | Meet legal and ethical obligations in children's education and care | 法令・倫理上の義務 |
| CHCECE056 | Work effectively in children's education and care | 保育現場でのチームとしての働き方 |
| CHCPRT001 | Identify and respond to children and young people at risk | リスクのある子どもの発見と対応 |
| HLTAID012 | Provide First Aid in an education and care setting | 保育・教育現場での応急手当 |
| HLTWHS001 | Participate in workplace health and safety | 職場の労働安全衛生 |
選択2ユニットは、1つが指定リストから、もう1つは CHC トレーニングパッケージや他のトレーニングパッケージ等から選ぶ構成と記載されています。実習は「オーストラリア国内の規制対象の保育・教育サービスでの就業160時間以上」で、複数ユニットにまたがって適用される、とされています。
Certificate III が「保育室で働く」ためのものだとすれば、Diploma は「保育室をまとめ、カリキュラムを設計し、法令順守を回す」ための資格です。オーストラリアの保育サービスでは、部屋の責任者クラスや、サービス運営に関わる立場に必要とされることが多い層になります。
| ユニットコード | ユニット名(原文) | 内容の目安 |
|---|---|---|
| BSBTWK502 | Manage team effectiveness | チームの成果を管理する |
| CHCECE041 | Maintain a safe and healthy environment for children | 安全・衛生的な環境の維持 |
| CHCECE042 | Foster holistic early childhood learning, development and wellbeing | 全人的な学び・発達・ウェルビーイングの促進 |
| CHCECE043 | Nurture creativity in children | 創造性を育てる |
| CHCECE044 | Facilitate compliance in a children's education and care service | サービスの法令順守の運用 |
| CHCECE045 | Foster positive and respectful interactions and behaviour in children | 肯定的な関わりと行動の支援 |
| CHCECE046 | Implement strategies for the inclusion of all children | すべての子どもを含める方策の実施 |
| CHCECE047 | Analyse information to inform children's learning | 情報分析にもとづく学びの設計 |
| CHCECE048 | Plan and implement children's education and care curriculum | カリキュラムの計画と実施 |
| CHCECE049 | Embed environmental responsibility in service operations | 環境配慮を運営に組み込む |
| CHCECE050 | Work in partnership with children's families | 家庭との協働 |
| CHCPRP003 | Reflect on and improve own professional practice | 自身の実践の振り返りと改善 |
Diploma には入学前提があります。training.gov.au の CHC50121 の記述では、出願者は CHC30121 または旧 CHC30113 の Certificate III in Early Childhood Education and Care を保持していることとされています。つまり日本から未経験で渡航する場合、いきなり Diploma からは始められないのが原則です。Certificate III → Diploma のパッケージで組むのが通常の設計になります。
実習は280時間以上。Certificate III の160時間と合わせると、2段構えで学ぶ場合の現場時間は合計440時間以上になる計算です。ここは学費以上に、生活設計に効いてきます。
ユニット CHCECE034 にある「an approved learning framework」は、オーストラリアの就学前教育で用いられる学習フレームワークを指します。全国的な質の枠組み(National Quality Framework, NQF)と、その下での学習枠組み(Early Years Learning Framework, EYLF)が ACECQA から公表されており、TAFE で学ぶ内容もこれに沿って組まれています。日本の保育所保育指針にあたる位置づけのものと考えると、イメージしやすいかもしれません。ACECQA が枠組みと承認資格の一覧を公開しています。
ユニット構成は「全国共通」、開講キャンパスは「学校ごと」。ユニットコードは training.gov.au に登録された全国共通のものです。一方、どのキャンパスで、いつ、国際学生向けに開講されるかは TAFE Queensland 側の判断で決まります。同じ CHC30121 でも、国内学生向けには州内20か所以上で開講されている一方、国際学生が入れる開講地はそれより限定されるとみられます。ここは必ず出願前に個別確認が必要な部分です。
ご相談時にいただいた ANZSCO コードを、弊社で一つずつ照合しました。結論から申し上げると、3つとも番号は正しく、訂正は不要でした。ただし、それぞれがどのビザ職業リストに載っているかは、想像されるものとかなり違います。ここは次のセクションで詳しく扱います。
| ANZSCO | 職業名 | 日本語の目安 | 照合結果 |
|---|---|---|---|
| 421111 | Child Care Worker | 保育従事者(現場職) | 正コード・名称とも一致 |
| 134111 | Child Care Centre Manager | 保育施設の管理者 | 正コード・名称とも一致 |
| 241111 | Early Childhood (Pre-primary School) Teacher | 幼児教育教員(就学前) | 正コード・名称とも一致 |
TAFE Queensland に幼児教育の学士課程は見当たりませんでした。弊社が TAFE Queensland の高等教育(PRV13003)としての提供課程を確認した範囲では、看護(Bachelor of Nursing)、歯科技工、音楽、土木工学の准学士、応用技術の准学士、サイバーセキュリティの大学院課程などは確認できましたが、Bachelor of Early Childhood Education / Early Childhood Education and Care にあたる課程は確認できませんでした。「TAFE Queensland で Diploma を出せば、そのまま学士まで行ける」という説明があった場合は、根拠となる課程名をご確認ください。
もし 241111 を目標に据えるなら、Diploma 修了後に大学の幼児教育学士へ編入するという設計になります。TAFE Queensland は大学への進学経路(University Pathways)を公表しているため、単位認定の条件が現実的かどうかを、進学先大学の側で個別に確認する必要があります。認定される単位数は大学ごとに違い、年度でも変わります。弊社では「何単位認定される」と断定できません。
ANZSCO そのものの改定について。オーストラリア統計局は ANZSCO の見直しを進めており、コード体系や職業名が今後変わる可能性があります。ビザの職業リストは告示(legislative instrument)側でどのバージョンを参照するかが定められるため、「ANZSCO が変わった=ビザ要件が変わった」とは限りません。弊社ではこの点を断定せず、出願時点の告示本文にあたるようにしています。
ここが、このページで一番お伝えしたい部分です。「保育はビザに強い」という言い方をよく聞きますが、職種ごと・リストごとに見ると、まったく様相が違います。弊社が 2026年3月28日時点の告示本文で確認した結果を、そのまま並べます。
| ANZSCO | CSOL (LIN 24/089) subclass 482 Core Skills |
186 Direct Entry (LIN 24/093) |
MLTSSL (LIN 19/051 Sch.1) 189/190/491/485 |
STSOL (Sch.2) |
ROL (Sch.3) |
査定機関 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 421111 Child Care Worker |
掲載あり(第437項、注記なし) | 掲載あり | 非掲載載っていません | 非掲載載っていません | 非掲載載っていません | ACECQA |
| 134111 Child Care Centre Manager |
非掲載載っていません | 非掲載載っていません | 掲載あり(Schedule 1 第3項) | 非掲載載っていません | 非掲載載っていません | ACECQA |
| 241111 Early Childhood (Pre-primary School) Teacher |
掲載あり(第156項) | 掲載あり | 掲載あり(Schedule 1 第75項) | 非掲載載っていません | 非掲載載っていません | ACECQA |
【訂正のお知らせ】弊社の TAFE NSW 幼児教育ページに誤りがありました。
弊社の TAFE NSW 幼児教育・保育ページでは、134111 Child Care Centre Manager について「CSOL に掲載・MLTSSL には非掲載、査定機関は VETASSESS」という趣旨の記載をしておりました。今回 QLD 版を作成するにあたり告示本文を再確認したところ、これは逆でした。134111 は CSOL および 186 Direct Entry のリストには見当たらず、MLTSSL(LIN 19/051 Schedule 1)には掲載されており、査定機関は ACECQA と記載されています。ここに訂正いたします。NSW ページ側も順次修正します。ご覧になった方には、混乱をおかけしお詫び申し上げます。
上記3職種の技能査定機関は、いずれも ACECQA(Australian Children's Education and Care Quality Authority)と記載されています。241111 Early Childhood (Pre-primary School) Teacher については、以前は AITSL が査定を行っていたところ、2024年12月7日付で ACECQA へ移管されたとする案内を弊社で確認しました。ただし ACECQA が公開している技能査定申請ガイドラインの版によっては、この移管前の記述が残っているものもあり、記載に食い違いが残っています。弊社ではどちらが最新かを断定せず、申請時点で ACECQA へ直接確認する運用としています。
雇用主指名ビザ(482 / 186)の給与しきい値について。2026年7月1日からの数値として、Core Skills Income Threshold(CSIT)が AUD 79,499、Specialist Skills Income Threshold(SSIT)が AUD 146,717 と公表されています。保育の現場職の給与水準がこのしきい値に届くかどうかは、施設・州・資格レベル・勤務形態で変わります。弊社では「届く」とも「届かない」とも断定しませんが、雇用主指名を前提に設計するなら、必ず事前に確認すべき数字です。
上記は 2026年3月28日時点で有効と読める告示本文(LIN 24/089 / F2024L01620、LIN 24/093 / F2024L01618、LIN 19/051 / F2019L00278)を弊社が参照した結果です。職業リストは告示の改正で変わります。弊社は移住代理業務を行っておりませんので、ビザの可否・見込みについては登録移住代理人へのご相談をお願いしています。
他州で「Working with Children Check」と呼ばれているものの、クイーンズランド版が Blue Card です。名前が違うだけでなく、根拠法も運用機関も別で、他州のカードをそのまま持ち込んで使うことはできないと考えるのが実務上の前提になります。保育を学ぶためにクイーンズランドを選ぶなら、ここは最初に押さえてください。
| 根拠法 | Working with Children (Risk Management and Screening) Act 2000(Qld) |
| 対象 | 子どもと関わる規制対象業務に従事する者。保育サービスでの就業・実習が含まれるとされています |
| カードの種類 | 有給就業・事業者向けのカード、ボランティア/学生向けのカード、免除カード(exemption card)など |
| 申請手数料 (2026年7月1日時点として掲載) | 有給就業・事業向け … $108.30 ボランティア・学生向けカード、免除カード … 無料 障害福祉のスクリーニング認可からの切替 … $15.00 ボランティア/学生から有給就業への変更 … $108.30 カード再発行 … $16.35 更新手数料は新規申請と同額と記載されています |
| 有効期間 | 弊社では確認できませんでした(下記参照) |
正直に申し上げます。Blue Card の有効期間について、確かな記載を弊社は見つけられませんでした。手数料のページには「更新手数料は新規申請と同額」とあり、更新の制度があること自体は読み取れます。しかし「何年間有効なのか」を明示した記載を、弊社が参照できた州のページ上では確認できませんでした。ここは推測で書かず、そのままお伝えします。留学期間と更新タイミングが重なるかどうかは、申請時に Blue Card Services へ直接お確かめください。
Blue Card は「資格」ではなく「スクリーニング」です。取得しても保育の資格になるわけではなく、逆に資格があっても Blue Card がなければ現場に入れない、という関係です。日本の保育士登録が「資格の登録」であるのに対し、Blue Card は「この人を子どもと関わらせてよいかの確認」という、まったく別の性格の制度だとご理解ください。申請と制度の詳細は、クイーンズランド州が qld.gov.au の Blue Card ページで案内しています(手数料は 支払いページに掲載)。
NSW の Working with Children Check(WWCC)とは根拠法も運用機関も別で、州をまたいだ流用はできないと考えるのが実務上の前提です。NSW 側の制度詳細については、弊社では今回 QLD 側ほど踏み込んだ確認をしていません。
クイーンズランドを選ぶ理由としてよく挙げられるのが「地方(regional)扱いになるから有利」という説明です。これは半分正しく、半分は場所によります。弊社が確認できた範囲で、事実関係を整理します。
オーストラリア内務省(Department of Home Affairs)は、地方移住に関わる「designated regional area」を Category 1(Major Cities)/ Category 2(Cities and Major Regional Centres)/ Category 3(Regional Centres and Other Regional Areas)の考え方で整理して公表しています。弊社が参照した記載では、Category 2 に「Perth, Adelaide, the Gold Coast, the Sunshine Coast, Canberra, Newcastle/Lake Macquarie, Wollongong/Illawarra, Geelong and Hobart」が名指しで含まれています。
ここは正確にお伝えする必要があります。弊社が参照した限り、ブリスベンは Category 2 に名指しされていません。上に挙げた Category 2 の都市名の列にブリスベンはなく、ブリスベン中心部の郵便番号帯(4000 番台前半)も対象郵便番号として確認できませんでした。つまり「ブリスベンも地方区分だから有利」という説明を、弊社は裏付けられませんでした。ご相談の際にそう伺った場合は、根拠の出典をご確認ください。
一方で、ゴールドコーストとサンシャインコーストは Category 2 として名指しされています。そしてケアンズ・タウンズビル・トゥーンバなど、それ以外のクイーンズランド各地は Category 3 側に整理されるとする説明が一般的です。ただしCategory 3 側の個別の地名について、弊社は郵便番号レベルまでの確認を取れていませんので、ここは断定を避けます。
まとめると、こういうことです。クイーンズランドの地方区分は実在し、ゴールドコースト・サンシャインコーストは地方扱いに含まれるとされています。しかしその恩恵は「地方に住んだ人全員」に降ってくるものではなく、ビザごとの職業リスト・課程レベルの要件を満たした人に限られます。保育の Certificate III / Diploma だけを持っている状態では、上記3つのいずれも成立しないと読めます。
それでも地方を選ぶ実質的な意味はあります。生活費が下がること、日本人の密度が低く英語環境として濃いこと、将来学位まで進んだときに「地方での居住実績」が意味を持つ場面があることの3点で評価するのが妥当だと弊社は考えています。
TAFE Queensland の国際学生向け保育コースは、South Bank(ブリスベン)と Robina(ゴールドコースト)で開講されていると読める資料がありました。もしゴールドコースト側で学べるなら、それは Category 2 の地域で学ぶということになります。ただしどのキャンパスで国際学生向けに開講されるかは学期ごとに変わります。「ゴールドコーストで開講される」と決め打ちせず、出願時点で必ずご確認ください。弊社でも代理で照会します。
designated regional area の区分・対象郵便番号は内務省が更新します。最新の一覧は Department of Home Affairs の該当ページでご確認ください。弊社は移住代理業務を行っておらず、個別のビザ判断は登録移住代理人の領域です。
subclass 190(技能独立・州推薦)と subclass 491(地方州推薦)には、州・準州による推薦(nomination)が必要とされています。クイーンズランド州でこれを所管しているのが Business and Skilled Migration Queensland(BSMQ) です。近年は「Migration Queensland」の名称で案内されているのを確認しました。
保育分野に関しては、率直に申し上げて期待しすぎないほうがよい、と弊社は考えています。州推薦は subclass 190 / 491 のためのものであり、これらのビザはそもそも指名職業が連邦の該当リストに載っていることを前提とします。421111 Child Care Worker はどのリストにも載っておらず、134111 Child Care Centre Manager は MLTSSL に載っているものの管理者としての実務経験が査定で求められると読めます。「クイーンズランドで保育を学べば州推薦がもらえる」という単純な図式は、弊社では確認できませんでした。
241111 Early Childhood (Pre-primary School) Teacher であれば話は変わりますが、これは学士以上+教員登録の世界であり、TAFE Queensland の Diploma の延長線上にはありません。
州推薦の要件は毎年度変わります。弊社が今回参照した時点の内容をここに書き写しても、来年には別の内容になっている可能性が高いため、具体的な要件はあえて詳述しません。最新の要件は Migration Queensland のサイト(職業リスト/推薦の要件)でご確認ください。
DAMA(Designated Area Migration Agreement)について。クイーンズランドには Cairns / Far North Queensland、Townsville、Darling Downs など、地域単位の労働力協定が設けられているとされる地域があります。DAMA は地域の雇用主が特定の職種で人材を受け入れられるようにする枠組みで、連邦の職業リストとは別立てで職種が定められることがあります。ただし対象職種・要件は協定ごとに異なり、公開されている情報も限られます。保育分野が該当するかどうかを、弊社は今回確認できませんでした。該当地域での就職を具体的に検討される場合は、その地域の指定事業者(Designated Area Representative)への確認が必要です。
クイーンズランド州は、就学前の子どもに対するキンダーガーテン(幼稚園)プログラムの無償化(Free Kindy)を実施していると公表しています。学ぶ側から見ると「保育サービスの需要が政策的に押し上げられている州である」という文脈になります。ただし需要が増えることと、留学生が就職できることは別の話です。Blue Card、資格、英語力、勤務可能時間といった条件をすべて満たして初めて、その需要にアクセスできます。弊社は「人手不足だから就職できます」という言い方はしません。
もし将来 241111 Early Childhood (Pre-primary School) Teacher を目指すなら、クイーンズランド州で教員として働くには Queensland College of Teachers への登録が必要とされています。一般に、認められた教員養成課程の修了者はまずprovisional registration(仮登録)を受け、所定の教職経験等を経て full registration(本登録)へ進む段階構造とされます。
Certificate III / Diploma の保持者は、QCT の登録対象ではありません。QCT の登録は教員(teacher)としての登録であり、保育の現場職(Child Care Worker)はこの登録の対象ではないとご理解ください。保育現場で働くために必要なのは、資格(Certificate III / Diploma)と Blue Card であって、QCT 登録ではありません。ここを混同されている方がときどきいらっしゃいます。
オーストラリア連邦政府は、保育(early childhood education and care)分野の従事者の賃金を引き上げるための支援策として ECEC Worker Retention Payment を導入したと公表しています。段階的に引き上げる設計とされており、対象となるのはこの支援を受けることを選択した事業者とされています。
弊社では、引き上げ率・適用時期・対象事業者の範囲について、政府サイト上の最終的な数値確認までは取れていません。「何パーセント上がる」という具体的な数字を、このページでは断定しません。就職先を検討される段階で、その事業者がこの支援の対象かどうかを個別にご確認いただくのが確実です。
ここは、弊社が思ったほど確認が取れなかった領域です。正直に、確認できた範囲と確認できなかった範囲を分けて書きます。
豪州の保育職の平均年収について、弊社は信頼できる数値を取得できませんでした。求人サイト SEEK のキャリア情報ページはアクセスが拒否され(HTTP 403)、政府の職業情報サイト yourcareer.gov.au はブラウザ上でのみ表示される作りのため、弊社の環境ではデータを取得できませんでした。したがってこのページには、豪州側の年収の数字を一切書いていません。ご自身でお調べになる場合は、SEEK のキャリアアドバイス、Your Career(豪州政府)、Fair Work Ombudsman の Children's Services Award 要約が起点になります。ご相談の際には、弊社が現地で把握している範囲の相場感を口頭でお伝えすることは可能ですが、それも公的な統計値ではありません。
学生ビザの就労時間制限にご注意ください。学生ビザには就労可能時間の上限が定められています(時期により変更されています)。保育の実習(vocational placement)が就労時間に算入されるかどうかは、実習の性質・無給か有給かによって扱いが分かれ得る部分です。弊社ではこの扱いを断定できません。実習が始まる前に、必ず内務省の案内および学校の指示をご確認ください。
日本に戻ることを選択肢に入れておくのは、まったく後ろ向きな話ではありません。むしろ保育分野では、日本側の状況を数字で把握しておいたほうが、豪州で学ぶ意味を測りやすくなります。
| 平均年収 | 427.6 万円 |
| 平均年齢 | 40.3 歳 |
| 労働時間 | 月 163 時間 |
| 有効求人倍率 | 3.16 倍 |
| 就業者数 | 634,080 人 |
| 求人賃金(月額) | 22.9 万円(令和6年度/前年度比 +0.8 万円と記載) |
| 必要な資格 | 保育士資格 |
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版 O-NET)job tag「保育士」https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/131(弊社閲覧:2026年7月)。掲載値は元となる統計の年次により更新されます。
豪州の資格は、日本の保育士資格にはなりません。ここは制度上はっきりしています。日本で保育士として働くには日本の保育士資格が必要であり、CHC30121 / CHC50121 を修了しても、日本の保育士登録には結びつきません。日本に戻ってから保育に関わる場合、豪州の資格が意味を持つのは、インターナショナルプリスクール・英語系の保育施設・国際的な保育カリキュラムを扱う園など、英語運用能力と海外の保育観が評価される現場に限られると考えるのが現実的です。この点を最初に押さえておくと、進路の設計を誤りません。
より詳細な賃金データをご自身で確認されたい場合は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査が基礎統計になります。職種別・経験年数別・企業規模別の内訳まで追えます。弊社では今回、この統計本体からの数値抽出までは行っていませんので、上表は job tag の掲載値のみです。
「日本で保育士を取る」のと「豪州で Certificate III / Diploma を取る」のは、目的も費用も期間も違います。判断材料として、日本側の代表的な養成校を2校、実在確認のうえで挙げます。弊社はこれらの学校と提携関係にはありません。あくまで比較用です。
保育士の養成に加え、福祉系の国家資格養成を併設している学校です。福祉分野全体の中で保育を位置づける学び方になります。幼稚園教諭二種免許状の扱いについては、サイト上で弊社が明確に確認できませんでした。
保育士と幼稚園教諭二種免許状の同時取得を目指せる構成に加え、公務員(公立保育所)志望のコースを分けているのが特徴です。日本国内での就職を前提に設計された典型例といえます。学費はサイト上の別ページに案内があります。
| 日本(保育士) | オーストラリア(ECEC) | |
|---|---|---|
| 資格の性格 | 児童福祉法にもとづく国家資格。都道府県への登録により保育士として名乗れる | 訓練パッケージにもとづく職業資格(VET qualification)。国家試験はなく、ユニットごとの能力評価で修了 |
| 取得の経路 | ①指定保育士養成施設(専門学校・短大・大学)を卒業する ②保育士試験(筆記+実技)に合格する のいずれか | RTO(登録訓練機関)で該当資格のユニットを修了する。試験一発型の経路はない |
| 最短の期間 | 養成施設なら2年。試験経路は受験資格を満たす前提で、合格までの期間は人による | Certificate III で9か月〜1年程度、Diploma まで含めて概ね2年程度(学校の開講形態による) |
| 実習 | 養成施設の課程内に保育実習等が組み込まれる | 資格要件として時間数が明示される(Cert III 160時間/Diploma 280時間) |
| 段階 | 保育士資格は原則として1段階(その上は幼稚園教諭免許や保育教諭など別制度) | Certificate III → Diploma →(大学で)Bachelor と、レベルが明確に段階化されている |
| 子どもと関わる適格性の確認 | 資格の欠格事由等で担保。別建てのスクリーニングカード制度は一般的でない | 州ごとのスクリーニング(QLD は Blue Card)が別立てで必須 |
| 相互の通用 | 相互に自動では通用しません。日本の保育士資格で豪州の保育職に就くことも、豪州の Certificate III / Diploma で日本の保育士になることも、制度上できないとお考えください | |
同じオーストラリアの保育資格でも、州が変わると前提条件がかなり変わります。弊社の TAFE NSW 幼児教育・保育ページと併せてご覧ください。
| TAFE Queensland | TAFE NSW | |
|---|---|---|
| 扱うコードの世代 | CHC30121 / CHC50121(料金表側に後継 CHC50125 の記載あり) | CHC30125 / CHC50125 の新コード世代で案内されています |
| 学位課程 | 幼児教育の学士課程は確認できませんでした | Bachelor of Early Childhood Education and Care (Birth-5)(HE20610)を持つと記載されています |
| 241111 への道 | 学内で完結しない。他大学への進学が必要 | 学内で学士まで進める設計がある点が最大の違いです |
| 子どもと関わる仕事の確認 | Blue Card(Working with Children (Risk Management and Screening) Act 2000) | Working with Children Check(WWCC) |
| 地方区分 | ゴールドコースト・サンシャインコーストが Category 2 に名指しされています。ブリスベンは名指しされていません | シドニーは対象外。Newcastle / Lake Macquarie、Wollongong / Illawarra が Category 2 に名指しされています |
| 州推薦 | BSMQ(Migration Queensland) | NSW 州の推薦制度 |
| 生活費の目安 | ブリスベン・ゴールドコーストはシドニーより家賃相場が低いとされます | シドニーは豪州で最も家賃が高い都市の一つとされます |
| 日本人の密度 | ゴールドコースト・ケアンズは日本人コミュニティが一定規模で存在します。ブリスベンはシドニーより小さめとされます | シドニーは日本人在住者が多く、日本語環境に流されやすい面があります |
| 求人の総量 | 州全体では NSW より小さいとみられます | 人口規模から求人総量は多いとみられます |
どちらを選ぶかの分かれ目は、はっきりしています。「Certificate III / Diploma まで学んで、豪州で現場経験を積み、その後は雇用主指名か帰国か」を想定されるなら、生活費と英語環境の面でクイーンズランドに分があります。一方「いずれ Early Childhood Teacher(241111)まで行きたい」と考えていて、学内で学士まで進める道筋を重視するなら、TAFE NSW の設計のほうが素直です。この2つは目的が違うので、費用の安さだけで比べないことをおすすめします。
生活費・日本人の密度・求人量に関する上記の記述は、弊社の業務上の見聞に基づく相対的な傾向であり、統計値の裏付けを取ったものではありません。断定的な数値としてはお受け取りにならないでください。
TAFE Queensland が公開している英語要件の対応表で、Certificate III・Certificate IV・Diploma・Advanced Diploma は同じ水準と記載されているのを確認しました。
| 試験 | Cert III / IV・Diploma / Adv Diploma | (参考)Bachelor |
|---|---|---|
| IELTS Academic | 総合 6.0(各バンド 5.5 未満不可) | 総合 6.5(各 6.0 以上) |
| TOEFL iBT | 総合 67(R15 / L15 / S19 / W18) | 総合 94(R24 / L24 / S23 / W24) |
| PTE Academic | 総合 50(各 42) | 総合 66(R66 / L66 / S66 / W56) |
| Cambridge C1 Advanced | 総合 169 | 総合 185 |
| 学内英語コース | TAFE Queensland English Program の Pre-Advanced Level(IELTS)修了 | 同上(学位は別要件) |
出典:TAFE Queensland「English Language Equivalencies Table」PDF(弊社閲覧:2026年7月)。試験結果の有効期限やコースごとの上乗せ要件がある場合があります。
いま IELTS 6.0 に届いていない場合。TAFE Queensland は学内に英語コースを設けており、Pre-Advanced Level を修了することで英語要件を満たす経路が案内されています。弊社では TAFE Queensland の英語コースのご案内と、ブリスベンの語学学校一覧から積み上げる設計の両方をご提案できます。保育は「言われたことをやる」だけでは務まらず、保護者対応・記録・チーム内の報告など、書く力と話す力が実務で直接必要になります。入学要件ぎりぎりで入るより、少し余裕を持たせたほうが結果的に近道になることが多い分野です。
| コース | CRICOS | 期間の目安 | 実習 | 学費(授業料) |
|---|---|---|---|---|
| CHC30121 Certificate III in Early Childhood Education and Care |
109391H | 学校ページに「up to 18 months」。フルタイム系で9か月〜1年の選択肢と読めます | 160時間以上 | $9,200(弊社が受領した 2026年の学費資料に基づく確認済みの値) 学校のコースページ上の表示は「$9,200 - $9,600」と幅があります。両方を併記します |
| CHC50121 Diploma of Early Childhood Education and Care |
109290B | フルタイム1年。既就業者向け等で最長18か月 | 280時間以上 | $11,600(弊社が受領した 2026年の学費資料に基づく確認済みの値。学校のコースページ上の表示とも一致しました) |
| CHC50125 Diploma of Early Childhood Education and Care(後継コードと読めるもの) |
118592B | 弊社では確認できませんでした | 弊社では確認できませんでした | 国際学生向け料金表に $12,000 と読める記載(2027年入学分として掲載されているように見えます) |
コード移行期であることを、そのままお伝えします。上表のとおり、コース個別ページは CHC50121 / CRICOS 109290B / $11,600 を、国際学生向け料金表は CHC50125 / CRICOS 118592B / $12,000 を示していると読めます。弊社はどちらが正しいと断定しません。入学時期によってどちらのコードで登録されるかが変わる可能性があるため、お申し込みのタイミングで必ず学校へ確認します。CRICOS 番号は学生ビザの申請書類(CoE)に載る番号ですので、ここが食い違ったまま進むことはできません。
上記のうち金額を書いていない項目は、弊社が信頼できる公表値を確認できなかったものです。推測での記載はいたしません。お見積りが必要な場合は無料カウンセリングでご相談ください。
A. 弊社が確認した範囲では、成り立たないと読めます。485 の Post-Vocational Education Work stream は指名職業が MLTSSL に載っていることと年齢35歳以下を条件とするとされていますが、421111 Child Care Worker は MLTSSL に載っていません。もう一方の Post-Higher Education Work stream は職業リストの要件がない代わりに、学士以上の学位課程の修了を前提とするとされており、Diploma は該当しません。この点は必ず登録移住代理人にご確認ください。
A. CHC50121 の入学前提は CHC30121 または旧 CHC30113 の保持と記載されており、原則として飛ばせません。既習内容の認定(RPL / credit transfer)が使える可能性はありますが、これは学校の個別判断であり、日本の保育士資格が自動的に Certificate III と同等と認められるわけではありません。ご経歴の詳細を伺えば、学校へ照会することは可能です。
A. クイーンズランド州内で子どもと関わる業務に就くことを前提とした制度であり、渡航後の手続きになるのが通常です。海外での居住歴がある場合は確認に時間を要することがあるとされているため、渡航後の最優先事項としてスケジュールに組み込むことをおすすめします。有効期間については、弊社では明確な記載を確認できませんでした。
A. ゴールドコーストは内務省の designated regional area の Category 2 として名指しされています。ただし「地方に住んでいれば職業リストの要件が消える」わけではありません。ポイント加点や 491 の申請には、指名職業が該当リストに載っていることが前提となります。421111 の場合、その前提が満たされないと読めます。地方を選ぶ実質的な利点は、生活費・英語環境・将来学位へ進んだ場合の居住実績の3点だと弊社は考えています。
A. 弊社が確認した範囲では、TAFE Queensland に幼児教育の学士課程は見当たりませんでした。Diploma 修了後に他大学の幼児教育学士へ進むという設計になります。TAFE Queensland は大学への進学経路を案内していますが、認定される単位数は進学先大学ごとに異なり、年度でも変わります。「何単位認定される」と弊社は断定できません。学位まで学内で進みたい場合は、TAFE NSW 側もご検討の対象になります。
A. 豪州の Certificate III / Diploma は、日本の保育士資格にはなりません。日本で保育士として働くには、指定保育士養成施設の卒業か保育士試験の合格が必要です。帰国後に豪州での学びが評価されやすいのは、インターナショナルプリスクールや英語系の保育施設など、英語運用能力と海外の保育観が求められる現場になります。日本の保育士資格と豪州の資格を「両方持つ」設計にされる方もいらっしゃいます。
このページを作るにあたり、弊社が調べたものの裏付けを取れなかった項目です。書かなかったこと自体が判断材料になりますので、そのまま列挙します。
これらについては、お問い合わせをいただいた時点で学校・関係機関へ個別に照会します。分かった時点で、確認できた範囲と確認できなかった範囲を分けてご報告します。
ビザの職業リストについては ビザ職業リストのページもあわせてご覧ください。
学歴・職歴・英語力・ご予算・目標時期をうかがって、このコースが現実的かどうかを率直にお伝えします。合わないと判断した場合は、その理由と代わりの選択肢もお出しします。
資料と最新情報を請求する(無料) 無料カウンセリングを申し込む弊社閲覧日:2026年7月。リンク先の内容は予告なく変更されます。数値・要件は必ず最新のものをご確認ください。