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TAFE QUEENSLAND / INFORMATION TECHNOLOGY & CYBER SECURITY

IT・サイバーセキュリティ

Certificate III in IT (ICT30120) / Certificate IV in Cyber Security (22603VIC) / Diploma of Information Technology (ICT50220) / Graduate Certificate・Graduate Diploma・Master of Cyber Security (HED011/HED010/HED009/HED008)

IT は求人の絶対数が多い分野です。ただし「求人が多いこと」と「そのビザに届くこと」は、豪州の IT ではほとんど別の話です。ANZSCO の IT 専門職は大半が skill level 1(学士相当)で、技能査定を行う ACS の評価も学歴を土台に組み立てられています。このページは、その不都合な部分から先に書きます。

South Bank(ブリスベン)・Coomera・Mooloolaba ほか Cert III 6か月/Cert IV・Diploma 各1年 Master of Cyber Security 1年6か月 ANZSCO 261313/261312/262112/263111/313112 技能査定=ACS TAFE Queensland は RTO 0275/CRICOS 03020E/高等教育 PRV13003
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最初にお伝えすべきことPLEASE READ FIRST

この分野は、期待と実態のズレが最も大きい分野の一つです。当社は、資料請求をいただく前に次の5点をお伝えしています。

1. IT は求人が多い分野ですが、Diploma だけで subclass 482/186 に届く職種は限られます。
豪州の職業分類 ANZSCO で「261」「262」「263」から始まる ICT 専門職は、いずれもskill level 1に分類されています。skill level 1 は「Bachelor degree or higher qualification」を目安とする区分だと ANZSCO 上で説明されており、実務上も学士以上が前提になっています。
さらに、これらの職業の技能査定機関である ACS(Australian Computer Society)の査定は、提出した学歴が「ICT major を含む学位か」「申請職業と密接に関連しているか」を軸に組み立てられています。Diploma で申請すると、職務経験のうち差し引かれる年数が学士の場合より長くなるという設計です(詳細は後述)。
つまり「Diploma of IT を1年で取れば IT エンジニアとして就労ビザに進める」という説明は、制度の実態とは合っていません。
2. TAFE Queensland の IT には、留学生向けの学士課程が見当たりませんでした。
TAFE Queensland は高等教育機関としても登録されており(PRV13003)、サイバーセキュリティ分野で Graduate Certificate/Graduate Diploma/Master を開講していることは掲載ページで確認できました。一方で、IT の学士(Bachelor of Information Technology 等)は、弊社が確認した範囲の留学生向け掲載には見当たりませんでした。
これは NSW との構造的な違いです。TAFE NSW には留学生向けの Bachelor of Information Technology があり、「Diploma → 学士」という段階を1校の中で踏めます。TAFE Queensland の場合、Diploma(AQF5)の上は大学院(AQF8/9)で、学士(AQF7)にあたる段階が校内にありません。
Graduate Certificate in Cyber Security は「AQF5 相当+関連実務2年」または「関連実務3年」でも出願を検討できるとされており、Diploma 修了者が大学院に進むための橋はあります。ただし実務年数の条件が付く点は、渡航前に必ず確認が必要です。
3. 職業リストの「サイバー」は、いま作り替えの途中にあります。
subclass 482(Core Skills stream)が参照する CSOL(LIN 24/089 / F2024L01620)は ANZSCO 2022 版のコードで作られており、弊社が確認した範囲では従来の 262112 ICT Security Specialist というコードは CSOL 上に見当たらず、代わりに 261315/261317/262114〜262118 といった、より細分化されたサイバー系コードが並んでいます。
一方、subclass 189/190/491/485 が参照する MLTSSL(LIN 19/051 / F2019L00278)は ANZSCO 2013 版のままで、262112 ICT Security Specialist が使われています
同じ「サイバーセキュリティ専門職」でも、申請するビザによって書くコードが違うという状態です。この点を踏まえずに「262112 で申請できます」とだけ説明している情報は、どのビザの話なのかを必ず確認してください。
4. Master 修了と Diploma 修了では、卒業後ビザ(subclass 485)の扱いが根本的に違います。
Master of Cyber Security 修了 → Post-Higher Education Work stream:職業リストに載っているかどうかの要件がありません
Diploma of IT 修了 → Post-Vocational Education Work streamMLTSSL 掲載職種であることと、申請時の年齢が35歳以下であることが求められます。
Diploma of IT の卒業生が MLTSSL のどの職業で申請できるのかは、ACS の査定を通せるかどうかに依存します。ここが通らないと、この stream の入口に立てません。「Diploma を出れば卒業ビザが出る」わけではないことは、最初にお伝えしておきます。
5. ブリスベンは「地方(regional)」ではありません。
豪州の移住制度でいう指定地方地域(designated regional area)の区分では、ブリスベンは Category 1(Major Cities)に含まれ、シドニー・メルボルンと同じ扱いです。Category 2(Cities and Major Regional Centres)にはゴールドコースト・サンシャインコーストが、Category 3(Regional Centres and Other Regional Areas)にはケアンズ・タウンズビル・トゥーンバなどが入るとされています。
subclass 491 や 485 の地方延長、点数加点といった「地方の優遇」は Category 2/3 の話です。TAFE Queensland の IT は South Bank(ブリスベン)開講が中心ですが、Coomera(ゴールドコースト)や Mooloolaba(サンシャインコースト)で開講されるコースもあり、この選択がビザ計画に影響します。詳細は後述の「③-D」をご覧ください。

※ ここに書いたことは、当社が2026年7月時点で公開情報から確認できた範囲です。職業リスト・査定機関の基準・州指名の条件はいずれも随時改定されます。最終的なご判断の前に、必ず最新の情報と、当社在籍の登録移民代理人へのご相談を挟んでください。

30秒で分かるこのコースSUMMARY

提供校TAFE Queensland(RTO 0275 / CRICOS 03020E / 高等教育 PRV13003)
主なコースICT30120 Certificate III in Information Technology(CRICOS 106316K・6か月)/22603VIC Certificate IV in Cyber Security(CRICOS 112094B・1年)/ICT50220 Diploma of Information Technology(CRICOS 107313E・1年・4専攻+General)/HED011 Graduate Certificate in Cyber Security(CRICOS 117456G・6か月)/HED010 Graduate Diploma in Cyber Security(CRICOS 117455H・1年)/HED009 Master of Cyber Security(CRICOS 117454J・1年6か月)/HED008 Master of Cyber Security (Advanced)(CRICOS 117453K・2年)
目指す職種Software Engineer(261313)、Developer Programmer(261312)、ICT Security Specialist(262112)、Computer Network and Systems Engineer(263111)、Systems Administrator(262113)、ICT Customer Support Officer(313112)、ICT Support Technicians nec(313199)
最重要ポイント261/262/263 番台の ICT 専門職は skill level 1(学士相当)。Diploma 単独で ACS 査定を通そうとすると、職務経験から差し引かれる年数が学士の場合より長くなります。Diploma だけで到達できるのは、実務上は 313 番台のサポート職が中心です。
313 番台の弱点313112 ICT Customer Support Officer と 313199 ICT Support Technicians nec は、弊社が確認した範囲では MLTSSL に見当たりません。MLTSSL 非掲載であれば、189/190/491 や subclass 485 の Post-Vocational Education Work stream では使えないことになります。
技能査定ACS(Australian Computer Society)。ICT 分野の職業は原則として ACS が査定機関です。
Master まで進むとsubclass 485 は Post-Higher Education Work stream(職業リスト要件なし)で検討できます。加えて、ACS 査定で差し引かれる年数の面でも、学位保有者のほうが有利な設計になっています。
QLD 州指名(BSMQ)弊社が確認した範囲では、Queensland Skilled Occupation List に 261311/261312/261313/261399/262112 の5つの ICT 職業が掲載されており、190/491 の双方で検討対象とされています。ただしいずれも skill level 1で、Diploma 単独では届きません。
開講キャンパスSouth Bank(ブリスベン)が中心。Coomera(ゴールドコースト)・Mooloolaba(サンシャインコースト)・Ipswich・Toowoomba・Cairns・Townsville などでも一部の専攻が開講されるとされています。専攻ごとに開講キャンパスが異なります。
学費(TAFE Queensland 掲載値)ICT30120=$8,250/22603VIC=$18,800/ICT50220=$23,000(各専攻)。大学院課程は後述の「費用と期間」で、2つの資料の食い違いを併記します。

※ CRICOS コース番号・期間・キャンパスは、TAFE Queensland International の価格一覧ページの掲載内容から確認しました。学費は当社が受領した 2026年の料金資料の値です。いずれも改定されることがあります。

① コースの主旨と学習ユニットCOURSE STRUCTURE & UNITS

TAFE Queensland の IT 分野は、職業教育(VET)の3段階と、高等教育のサイバーセキュリティ大学院課程という、性格の異なる2つの塊で構成されています。まずこの全体像を押さえてください。

AQFコースコード/CRICOS期間位置づけ
AQF3Certificate III in Information TechnologyICT30120 / 106316K6か月IT の入口。サポート業務・基礎的な運用
AQF4Certificate IV in Cyber Security22603VIC / 112094B1年サイバー専門の入口。州(VIC)が開発した課程
AQF5Diploma of Information TechnologyICT50220 / 107313E1年VET の最上段。4専攻+General
AQF7該当なし学士(Bachelor)留学生向けの IT 学士は確認できませんでした
AQF8Graduate Certificate in Cyber SecurityHED011 / 117456G6か月大学院の入口。実務年数での出願経路がある
AQF8Graduate Diploma in Cyber SecurityHED010 / 117455H1年Graduate Certificate の上位
AQF9Master of Cyber SecurityHED009 / 117454J1年6か月subclass 485 の Post-Higher Education Work stream が視野に入る
AQF9Master of Cyber Security (Advanced)HED008 / 117453K2年研究・応用の比重が高い上位課程
この表で最も重要な行は、空欄の AQF7 です。TAFE Queensland の IT は、AQF5 の上が AQF8 に飛びます。学士(AQF7)が校内にないため、「Diploma を出てから学士へ」という進み方は、TAFE Queensland の中では完結しません。
Diploma 修了者が校内で上を目指す場合、実際の道は Graduate Certificate in Cyber Security への進学になります。この課程は「AQF5 相当の資格+関連実務2年」または「関連実務3年」でも出願を検討できると案内されており、Diploma と大学院をつなぐ現実的な橋です。ただし実務年数の要件が付くため、Diploma 修了直後にそのまま進めるとは限りません。
別の選択肢として、豪州の他大学の学士・大学院に進む道もあります。当社では大学課程の情報もご案内していますので、オーストラリアの大学一覧もあわせてご覧ください。

ICT30120 Certificate III in Information Technology(6か月)

IT の基礎を6か月で扱う短期課程です。TAFE Queensland では、この Certificate III が複数のストリーム(学習の方向づけ)に分かれて開講されている点が特徴で、価格一覧ページでは次の4つのストリームと、それぞれの開講キャンパスが示されています。

ストリーム開講キャンパス(掲載値)内容の方向
Cyber and NetworkingSouth Bank(ブリスベン)ネットワークとセキュリティの基礎。22603VIC への足がかり
Web DevelopmentSouth Bank(ブリスベン)Web 制作の基礎。Front End Web Development 専攻への足がかり
Generalist IT SupportCairns、Townsville-Pimlico、Ipswich、Toowoombaヘルプデスク・サポート業務。地方キャンパス中心
FoundationBracken Ridge、Loganlea、South Bank(ブリスベン)IT 未経験者向けの土台づくり
ストリーム選びは、キャンパス選びと一体です。上の表のとおり、Generalist IT Support は Cairns・Townsville・Ipswich・Toowoomba でのみ開講とされています。これらはいずれもブリスベンではなく、移住制度上の地方区分としては Category 3 にあたるとされる地域です。
逆に Cyber and Networking と Web Development は South Bank(ブリスベン)のみ。「サイバーを学びたい」と「地方で学びたい」は、Certificate III の段階では両立しにくいということになります。この構造は、ビザ計画にそのまま影響します。

※ ICT30120 の詳細な学習ユニット(コアユニット・選択ユニットのコード一覧)は、training.gov.au のリリースファイルで公開されています。TAFE Queensland がどの選択ユニットを採用しているかは、ストリームとキャンパスによって異なるため、確定した一覧は資料請求時に個別にお取り寄せします。

22603VIC Certificate IV in Cyber Security(1年)

サイバーセキュリティに特化した Certificate IV です。コードの頭に「22603VIC」と州名が入っているとおり、これは ICT 訓練パッケージの全国資格ではなく、ビクトリア州で開発され、全国的に認められている accredited courseという位置づけの資格です。TAFE Queensland はこれを CRICOS 112094B として留学生向けに開講しています。

コードの読み方について。ご依頼の時点では「22603VIC もしくは ICT40120 系」という前提がありましたが、弊社が確認した範囲では、TAFE Queensland が留学生向けに開講しているサイバーの Certificate IV は 22603VICです。
ICT40120 は Certificate IV in Information Technology で、こちらは IT 全般の Certificate IV です。両者は別の資格ですので、他社資料と見比べる際にはコードをご確認ください。

開講キャンパスは、価格一覧ページの掲載では Mooloolaba(サンシャインコースト)、South Bank(ブリスベン)、Coomera(ゴールドコースト)、Ipswich、Toowoomba とされています。サイバー分野で、ブリスベン以外の選択肢が最も広いのがこの Certificate IVです。地方区分を意識した計画を立てる場合、ここが数少ない現実的な入口になります。

扱う内容は、脅威と脆弱性の基礎、セキュリティ手順の実施、リスクの評価、インシデントへの対応、ネットワークとシステムの基本的な保護といった領域だとされています。実務レベルとしては、SOC(セキュリティ運用センター)の一次対応やセキュリティ運用の補助にあたる層を想定した資格です。

ICT50220 Diploma of Information Technology(1年・4専攻+General)

VET の最上段にあたる Diploma です。TAFE Queensland は、この1つのコードのもとで5つの学習経路を開講しているとされています。学費はいずれも同額($23,000)です。

専攻(Specialisation)開講キャンパス(掲載値)対応しやすい ANZSCO の方向
Advanced Networking and Cloud Engineering複数キャンパス263111 Computer Network and Systems Engineer / 262113 Systems Administrator
Advanced Networking and System AdministrationIpswich、Toowoomba262113 Systems Administrator / 263111
Advanced ProgrammingCoomera(ゴールドコースト)、South Bank(ブリスベン)261312 Developer Programmer / 261313 Software Engineer
Front End Web DevelopmentSouth Bank(ブリスベン)261212 Web Developer / 261312
General(専攻指定なし)Bracken Ridge、Loganlea313112 ICT Customer Support Officer ほか
ご依頼時の前提と、確認結果が異なった点を正直に書きます。
ご依頼の時点では「Diploma of IT に Cyber Security 専攻がある」という前提が含まれていました。しかし弊社が価格一覧ページで確認した限り、TAFE Queensland の ICT50220 に「Cyber Security」という名称の専攻は見当たりませんでした。掲載されている専攻は上表の4つ(+General)です。
TAFE Queensland でサイバーセキュリティを名前どおりに学ぶ場合、選択肢は22603VIC Certificate IV in Cyber Securityか、大学院のサイバーセキュリティ課程のいずれかになります。Diploma のレベルにサイバー専攻はない、というのが確認結果です。

ICT50220 の学習ユニットについて

ICT50220 は、コアユニット6つ+選択ユニット14つの計20ユニットで構成される資格だと、訓練パッケージ側で定められています。コアユニットには、次のような領域が含まれるとされています。

※ ユニットの正確な名称・改訂番号は training.gov.au のリリースファイル(PDF)が一次情報です。上記は当社が確認した範囲の要約であり、TAFE Queensland が実際に採用している選択ユニット14つの内訳は専攻ごとに異なります。正確なユニット一覧は「確認できなかったこと」に挙げたうえで、資料請求時に個別にお取り寄せします。

選択ユニット14/20 という比率の意味。ICT50220 は、コアが6ユニットしかなく、残る14ユニットが選択です。これは資格コードが同じでも、学校と専攻によって中身が大きく変わりうることを意味します。
ACS の技能査定では、「その学位・資格が申請職業と密接に関連しているか(closely related)」が判定されます。選択ユニットの構成は、この判定に直接影響します。「ICT50220 だから査定はこうなる」と一律には言えず、履修内容ごとに見る必要がある、というのが実務上の理解です。

大学院のサイバーセキュリティ課程(HED011/HED010/HED009/HED008)

TAFE Queensland は高等教育機関としても登録されており(PRV13003)、サイバーセキュリティ分野で4つの課程を留学生向けに開講しているとされています。開講キャンパスはいずれも South Bank(ブリスベン)と Coomera(ゴールドコースト)です。

HED011 Graduate Certificate in Cyber Security

CRICOS 117456G / 6か月 / AQF8

大学院課程の入口。AQF5 相当の資格+関連実務2年、または関連実務3年でも出願を検討できると案内されています。Diploma 修了者が大学院に進む際の橋になる課程です。

HED010 Graduate Diploma in Cyber Security

CRICOS 117455H / 1年 / AQF8

Graduate Certificate の内容を含みつつ、より広い範囲を扱う課程。Master への段階としても位置づけられます。

HED009 Master of Cyber Security

CRICOS 117454J / 1年6か月 / AQF9

subclass 485 の Post-Higher Education Work stream が視野に入る最短の課程。この stream は職業リスト掲載の要件がありません。

HED008 Master of Cyber Security (Advanced)

CRICOS 117453K / 2年 / AQF9

研究・応用の比重が高い2年課程。在学期間が長いぶん、豪州での就職活動に充てられる時間も長くなります。

※ 大学院課程の入学条件(要求される学歴・実務年数・英語スコア)は課程ごとに異なり、改定されます。上記は当社が公開情報から確認できた範囲の要約です。出願前に必ず最新の条件をご確認ください。

② このコースで就ける職種JOB OUTCOMES & ANZSCO

ANZSCO(Australian and New Zealand Standard Classification of Occupations)は、職業ごとにskill level(1〜5)を割り当てています。skill level 1 は「Bachelor degree or higher qualification」、skill level 2 は「AQF Associate Degree/Advanced Diploma/Diploma」を目安とする区分だと説明されています。この区分が、そのまま就労ビザの土俵になります。

ANZSCO職種名skill
level
ANZSCO 上の資格の目安TAFE QLD で現実的に対応する課程
261313Software Engineer(ソフトウェアエンジニア)1学士以上、または5年以上の関連実務Diploma(Advanced Programming)だけでは不足。学位が実質的な前提
261312Developer Programmer(開発プログラマー)1学士以上、または5年以上の関連実務同上
262112ICT Security Specialist(セキュリティ専門職)1学士以上、または5年以上の関連実務Master of Cyber Security(HED009/HED008)が本筋。Cert IV 単独では届かない
263111Computer Network and Systems Engineer1学士以上、または5年以上の関連実務Diploma(Advanced Networking 系)+長期の実務、または学位
262113Systems Administrator(システム管理者)1学士以上、または5年以上の関連実務Diploma(Advanced Networking and System Administration)+実務
261212Web Developer(Web 開発者)1学士以上、または5年以上の関連実務Diploma(Front End Web Development)+実務
313112ICT Customer Support Officer(ヘルプデスク・サポート)4Certificate II/III 以上、または1年以上の関連実務ICT30120(Generalist IT Support)/ICT50220 General で現実的に届く層
313199ICT Support Technicians nec(その他の ICT サポート技術者)4Certificate II/III 以上、または1年以上の関連実務同上
この表が、この分野のすべてを説明しています。
Diploma で現実的に届くのは、表の下2行(313112/313199)です。そして後述のとおり、313 番台は MLTSSL に見当たりません。つまり「学生ビザで届く職種」と「移住につながる職種」の間に、きれいに線が引かれています。
上の6行(261/262/263 番台)は skill level 1 で、ANZSCO 上も「学士以上、または5年以上の関連実務」が目安です。Diploma は AQF5 で、学士(AQF7)ではありません。したがって Diploma 単独でこれらの職業を狙う場合、実務年数で埋めるしかない、という構造になります。
「5年以上の関連実務」という但し書きについて。ANZSCO には多くの skill level 1 職業に「in some instances, relevant experience and/or on-the-job training may be required in addition to the formal qualification」あるいは「at least five years of relevant experience may substitute for the formal qualification」といった但し書きが付いています。
ただしこれは ANZSCO という「分類」の話であって、ビザ申請で実際に判定するのは技能査定機関(ICT なら ACS)です。ANZSCO の但し書きをそのまま「Diploma+5年で申請できる」と読み替えるのは危険です。ACS がどう評価するかは、次のセクションで具体的に説明します。
Certificate IV in Cyber Security(22603VIC)に対応する ANZSCO について。弊社が確認した範囲では、22603VIC 単独で狙える skill level 1 のサイバー職業はありません。この資格は AQF4 で、262112 が求める水準には届きません。
22603VIC の実務上の意味は、(1) サイバー分野の SOC 一次対応など入口の仕事に就くための資格、(2) Diploma や大学院に進む前の土台づくり、(3) ゴールドコースト・サンシャインコーストなどCategory 2/3 の地域で学ぶ選択肢を持てる、の3点だと当社は理解しています。
「Certificate IV in Cyber Security を取ればサイバーセキュリティの就労ビザに進める」という説明があれば、その根拠となる職業コードと査定機関をご確認ください。

③-A ビザ職業リストへの掲載状況OCCUPATION LISTS

豪州の就労・技術移住ビザは、参照する職業リストがビザごとに違います。IT 分野では、この「リストごとの違い」が特に大きく効きます。まず、どのビザがどのリストを見ているかを整理します。

CSOL(Core Skills Occupation List)法令番号 LIN 24/089 / F2024L01620subclass 482 Skills in Demand ビザの Core Skills stream が参照します。ANZSCO 2022 版のコード体系で作られています。
186 Direct Entry のリスト法令番号 LIN 24/093 / F2024L01618subclass 186 Employer Nomination Scheme の Direct Entry stream が参照します。
MLTSSL/STSOL/ROL法令番号 LIN 19/051 / F2019L00278subclass 189/190/491/485 が参照します。ANZSCO 2013 版のコード体系のままです。

職業ごとの掲載状況(弊社が確認できた範囲)

職業(ANZSCO 2013)CSOL
(482 Core Skills)
186 DE
(LIN 24/093)
MLTSSL
(189/190/491/485)
査定機関
261313 Software Engineer掲載掲載掲載ACS
261312 Developer Programmer掲載掲載掲載ACS
263111 Computer Network and Systems Engineer掲載掲載掲載ACS
262113 Systems Administrator掲載掲載要確認ACS
262112 ICT Security Specialistこのコードでは
見当たらず
要確認掲載ACS
313112 ICT Customer Support Officer要確認要確認見当たらずACS
313199 ICT Support Technicians nec要確認要確認見当たらずACS

「要確認」は「載っていない」という意味ではなく、弊社が一次資料で最終確認できなかった、という意味です。F2019L00278 の本文を取得しようとしたところ、目次までは表示されるものの、MLTSSL/STSOL/ROL の別表本体を読み取れませんでした。この点は「確認できなかったこと」に正直に挙げています。

262112 ICT Security Specialist をめぐる、いちばんややこしい点。
CSOL は ANZSCO 2022 版で作られており、この改訂でサイバーセキュリティ系の職業が細分化されました。弊社が確認した範囲では、CSOL 上に 262112 という 2013 版のコードは見当たらず、代わりに 261315/261317/262114/262115/262116/262117/262118 といった細分化されたコードが並んでいます。
一方、MLTSSL(189/190/491/485 が参照)は ANZSCO 2013 版のままで、262112 ICT Security Specialist が引き続き使われています
結果として、同じ「サイバーセキュリティ専門職」でも――
subclass 482/186 を狙うなら:ANZSCO 2022 の細分化コードで、雇用主・職務内容と突き合わせる
subclass 189/190/491/485 を狙うなら:262112 で ACS 査定を受ける
という、二重の作業が発生します。ここを混同したまま計画を立てると、査定と申請でコードが噛み合わなくなります。
313 番台(サポート職)について、はっきり書きます。弊社が確認した範囲では、313112 ICT Customer Support Officer と 313199 ICT Support Technicians nec は MLTSSL に見当たりません。MLTSSL に載っていない職業では、subclass 189/190/491 も、subclass 485 の Post-Vocational Education Work stream も使えないことになります。
Diploma of IT の卒業生が実務上いちばん就きやすいのがこの 313 番台である一方、その 313 番台が移住系のビザから外れている――これが、この分野の最も不都合な事実です。

職業リストの全体像は ビザ職業リスト(CSOL)の解説ページでもまとめています。あわせて オーストラリアのビザ総合ガイドもご覧ください。

③-B ACS 技能査定 — この分野の最重要事項ACS SKILLS ASSESSMENT

IT 分野のビザは、職業リストに載っているかどうかよりも、ACS(Australian Computer Society)の技能査定を通せるかどうかで決まります。ACS は ICT 分野の職業について査定を行う機関で、この分野で ANZSCO 261/262/263 番台を狙う場合、原則として ACS の査定が必要になります。

ACS 査定の「経験年数の差し引き」という考え方

ACS の一般的な査定では、提出した学歴が申請職業とどの程度関連しているかによって、職務経験のうち何年分が「査定に数えられない期間」として差し引かれるかが決まる仕組みが採られています。差し引かれた後の残りの年数が、はじめて「skilled employment」として認められる、という設計です。

提出する学歴差し引かれる年数の目安意味するところ
学士以上で ICT major を含み、申請職業と密接に関連2年実務2年で査定を通せる可能性がある。最短の道筋
学士以上で ICT major を含むが、申請職業との関連が薄い4年実務4年が必要
Diploma/Advanced Diploma(AQF)で申請職業と密接に関連5年実務5年を積んで、はじめて査定に数え始める
Diploma/Advanced Diploma で関連が薄い6年実務6年が必要

※ この差し引き年数の表は、当社が第三者の解説資料も含めて確認した範囲の理解です。ACS の一次ページで最終確認できていません(該当していた URL が現在は表示されなくなっています)。実際の年数は申請時点の ACS の基準によります。この点は「確認できなかったこと」にも挙げています。

この3年の差が、そのまま人生の3年です。同じ 261313 Software Engineer を目指しても、学位なら実務2年、Diploma なら実務5年
しかも卒業後ビザ(subclass 485)には有効期間の上限があります。Diploma ルートで卒業後に実務5年を積み切ることは、ビザの残存期間の面でも簡単ではありません。「Diploma を出て働きながら5年待てばいい」という計画は、その5年をどのビザで滞在するのかという問いに答えられて初めて成立します。
IT・サイバーで長期滞在まで視野に入れるなら、学位まで進むことが現実的な前提だと当社は考えています。TAFE Queensland の場合、それは Master of Cyber Securityを指します。
ACS の「学歴のみを評価する査定」について。卒業直後で職務経験がまだない方向けに、ACS には学歴のみを評価する査定経路があります。職務経験の提出が不要で、subclass 485 の申請で技能査定が必要となる場合に使える実務的な選択肢です。
ただしこの査定は「学歴が申請職業に密接に関連しているか」を判定するもので、189/190 の点数計算に必要な skilled employment を認めるものではありません。用途を取り違えないことが大切です。手数料は改定されますので、申請前に ACS の掲載ページでご確認ください。
豪州で学んだ場合の扱い。ACS には、豪州の教育機関で学んだ卒業生を対象とした査定経路も設けられています。豪州国内での学修と、豪州国内での職務経験を組み合わせて評価するもので、詳細な条件は ACS の掲載ページに示されています。
TAFE Queensland で Master of Cyber Security を修了し、subclass 485 で豪州国内の実務を積む――という順序は、この経路との相性を考えるうえでも意味を持ちます。ただし条件は改定されますので、必ず申請時点のものをご確認ください。

③-C subclass 485 の2つの stream — Master と Diploma の決定的な差SUBCLASS 485

卒業後の就労ビザ subclass 485(Temporary Graduate visa)には複数の stream があります。IT 留学で関係するのは次の2つで、この2つは要件がまったく違います

項目Post-Higher Education Work stream
(Master 修了者)
Post-Vocational Education Work stream
(Diploma 修了者)
対象となる学歴豪州の高等教育(学士・大学院)豪州の職業教育(Certificate III 以上・Diploma 等)
職業リストの要件ありませんMLTSSL 掲載職業であることが必要
年齢制限申請時 35歳以下(一部例外あり)申請時 35歳以下
技能査定不要とされていますMLTSSL 職業についての技能査定が必要
TAFE QLD で該当する課程HED009/HED008 Master of Cyber Security、HED010/HED011 も高等教育課程ICT30120/22603VIC/ICT50220
Diploma ルートの入口には、二重の関門があります。
Post-Vocational Education Work stream を使うには、(1) MLTSSL 掲載職業であること(2) その職業で技能査定を通すことの両方が必要です。
ところが Diploma of IT の卒業生が実務上いちばん就きやすい 313 番台は MLTSSL に見当たらず、MLTSSL に載っている 261/262/263 番台は skill level 1 で、ACS 査定では Diploma だと実務5年が差し引かれる――という状況です。
「Diploma を出れば卒業ビザが取れる」わけではありません。この点は、渡航を決める前に必ず整理しておくべきことです。
Master ルートは、この関門を丸ごと回避します。Post-Higher Education Work stream には職業リストの要件がありません。つまり、262112 が CSOL から消えていようが、313 番台が MLTSSL に載っていなかろうが、この stream の可否には関係しません
Master of Cyber Security(HED009)は1年6か月、Advanced(HED008)は2年。修了後に 485 で豪州国内の実務を積み、その実務をもって ACS 査定・州指名・雇用主指名へつなげていく――というのが、TAFE Queensland の IT 分野で最も筋の通った道筋だと当社は考えています。
subclass 482 の賃金基準について。subclass 482 Skills in Demand ビザでは、指名される職位の年収が一定の基準を満たすことが求められます。2026年7月1日以降は、Core Skills Income Threshold(CSIT)が AUD 79,499Specialist Skills Income Threshold(SSIT)が AUD 146,717 とされています。
IT 専門職の求人はこの CSIT を上回ることが多い一方、313 番台のサポート職では基準に届かない求人が珍しくありません。職業リストの問題とは別に、賃金の面でも 313 番台は 482 に乗りにくい、ということです。

③-D クイーンズランド州の地方区分と州指名(BSMQ)REGIONAL CLASSIFICATION & QUEENSLAND STATE NOMINATION

指定地方地域(designated regional area)の3区分

豪州の移住制度では、郵便番号にもとづいて地域が3つのカテゴリーに分けられているとされています。この区分は subclass 491/494 の対象地域、subclass 485 の地方延長、点数加点などに関わります。

区分名称クイーンズランド州の主な該当地移住上の扱い
Category 1Major Citiesブリスベン地方には含まれません。シドニー・メルボルンと同じ扱い
Category 2Cities and Major Regional Centresゴールドコースト、サンシャインコースト地方として扱われるとされています
Category 3Regional Centres and Other Regional Areasケアンズ、タウンズビル、トゥーンバ、ロックハンプトン、マッカイ ほか地方として扱われるとされています
ブリスベンについて、正直に書きます。「クイーンズランド州=地方だから移住に有利」という説明を見かけることがありますが、ブリスベンは Category 1 で、地方区分には入りません。ブリスベンで学び、ブリスベンで働く計画は、移住制度上はシドニーやメルボルンと同じ土俵になります。
地方の優遇(491 の対象、485 の地方延長、点数加点など)を狙うなら、Category 2 のゴールドコースト・サンシャインコースト、または Category 3 のケアンズ・タウンズビル・トゥーンバなどで学び、働く必要があります。
区分は郵便番号単位で定められており、改定されます。ご検討の地域が該当するかは、必ず申請時点の情報でご確認ください。
TAFE Queensland の IT で、地方区分をどう使えるか。開講キャンパスの掲載内容と照らすと、次のようになります。
22603VIC Certificate IV in Cyber Security … Mooloolaba(Category 2)、Coomera(Category 2)、Toowoomba(Category 3)、Ipswich、South Bank。サイバー分野で地方の選択肢が最も広いのがこの資格です。
ICT50220 Advanced Programming … Coomera(Category 2)、South Bank。Diploma でプログラミングを学びながら Category 2 に身を置ける、数少ない組み合わせです。
ICT50220 Advanced Networking and System Administration … Ipswich、Toowoomba(Category 3)。
ICT30120 Generalist IT Support … Cairns、Townsville(Category 3)、Ipswich、Toowoomba。
大学院のサイバー4課程 … South Bank(Category 1)と Coomera(Category 2)。Master を Coomera で受けるという選択肢がある点は、地方区分を意識する方にとって重要です。
ただし開講キャンパスは学期ごとに変わることがあります。ご希望のキャンパスで実際に開講されるかは、必ず出願前に確認します。

クイーンズランド州の州指名(BSMQ)

subclass 190(州指名の永住ビザ)と subclass 491(地方の州指名ビザ)では、州政府の指名が必要です。クイーンズランド州では Business and Skilled Migration Queensland(BSMQ)が窓口になっており、指名の対象となる職業を Queensland Skilled Occupation List(QSOL)として公表しています。

ここは、IT にとって明るい材料です。弊社が確認した範囲では、2025-26 年度の QSOL に、次の 5つの ICT 職業が掲載されており、190 と 491 の双方で検討対象とされています。
261311 Analyst Programmer
261312 Developer Programmer
261313 Software Engineer
261399 Software and Applications Programmers nec
262112 ICT Security Specialist
このうち 262112 は、州外(offshore)からの申請でも対象とされている数少ない ICT 職業だと確認できました。他の4つは州内(onshore)居住者向けの扱いです。
クイーンズランド州が IT・サイバー人材を指名の対象として維持している、という点は事実として押さえてよいところです。
ただし、5つとも skill level 1 です。261311/261312/261313/261399/262112 は、いずれも学士相当を目安とする職業です。Diploma of IT 単独でこれらの査定を通すのは容易ではありません。
「クイーンズランド州は IT を州指名の対象にしている」という事実と、「Diploma だけでその指名に届く」という話は、まったく別です。QSOL に載っていることは、あなたが指名されることを意味しません。
州指名には職業リストのほかに、居住期間・雇用状況・英語力・点数などの要件が課されます。要件は年度ごとに改定され、募集枠にも限りがあります。必ず BSMQ の掲載ページで最新の条件をご確認ください。

クイーンズランド州の DAMA について

クイーンズランド州には、Cairns / Far North Queensland、Townsville、Darling Downs など複数の地域で DAMA(Designated Area Migration Agreement)が結ばれているとされています。DAMA は、地域の労働力不足に応じて、通常の職業リストにない職種や、緩和された要件での受け入れを可能にする枠組みです。

ただし、IT・サイバー分野が各 DAMA の対象職種に含まれているかどうかは、弊社では確認できませんでした。DAMA の対象職種一覧は地域ごとに異なり、公開のされ方も一様ではありません。DAMA を前提にした計画をお考えの場合は、当社在籍の登録移民代理人にご相談ください。

④-A オーストラリアの就職状況と年収EMPLOYMENT & SALARY IN AUSTRALIA

「IT は人手不足」は、いまや一律には言えません

Jobs and Skills Australia が公表している Occupation Shortage List(OSL)は、職業ごとに人手不足かどうかを毎年評価しています。近年の IT 分野について、当社が確認した範囲では、次のような傾向が見られます。

この評価の差が、そのまま TAFE Queensland の選び方に効きます。「不足」と評価されている領域はサイバーであり、TAFE Queensland がサイバーで持っているのは 22603VIC(AQF4)大学院の4課程(AQF8/9)です。
一方、Diploma of IT の4専攻はプログラミング・ネットワーク・Web が中心で、需給評価の追い風が最も弱い領域にあたります。「人手不足だから」という理由で Diploma of IT を選ぶのは、いま最も慎重になったほうがよい判断です。

年収の目安

SEEK の職種別の給与ページでは、Software Engineer の平均年収として 年 AUD 11万台〜12万8千台の値が示されています(業種区分により幅があります)。ICT 専門職は、豪州の平均賃金と比べても高い部類に入る職種群です。

ただし、この数字は「skill level 1 の職に就けた場合」の数字です。Diploma 修了直後に就ける可能性が高いのはヘルプデスク・IT サポート(313 番台)で、この層の年収は上記とはまったく別の水準になります。
ブリスベンにおけるヘルプデスク・IT サポート職の平均年収について、弊社は SEEK の該当ページにアクセスできず、具体的な数値を確認できませんでした。数字を推測で書くことはしませんので、この点は「確認できなかったこと」に挙げています。
重要なのは、「IT の平均年収が高い」ことと「Diploma 卒業生の初任年収が高い」ことは別だ、という点です。そして 482 の Core Skills Income Threshold(AUD 79,499)に届くかどうかも、この差に直結します。

ブリスベンの IT 求人市場について

ブリスベンは、シドニー・メルボルンに次ぐ規模の IT 求人市場を持つとされる都市です。州政府・連邦政府機関、資源関連企業、金融、そして 2032 年のブリスベン五輪に向けたインフラ関連の投資が、IT 需要の下支えになっていると説明されることが多い都市でもあります。

ただし当社としては、「五輪があるから IT の就職が有利になる」といった説明はしません。個別の求人がどう動くかは、政策や景気、企業の判断に左右されます。確実に言えるのは、ブリスベンはシドニー・メルボルンより求人の絶対数が少なく、その分だけ英語力と実務経験による選別が効きやすい、ということです。

英語力について、率直に。IT の実務は、コードだけで完結しません。要件の聞き取り、仕様の説明、障害時の報告、顧客とのやり取り――いずれも英語で行います。特にサイバーセキュリティは「説明する仕事」の比重が高く、英語力の要求水準が高い領域です。
技術力だけで採用まで到達するのは、豪州の IT 市場では現実的ではありません。コースの英語条件を満たすことと、就職に足る英語力は別だとお考えください。

④-B 日本での就職状況と年収EMPLOYMENT & SALARY IN JAPAN

日本の IT 人材需給

日本では、IT 人材の不足が長く指摘されています。IPA(情報処理推進機構)が公表している調査資料では、IT 人材の「量」の不足を感じている企業の割合が8割を超える水準で推移していると報告されています。経済産業省の調査でも、将来的な IT 人材の需給ギャップが試算されています。

つまり日本国内でも IT は売り手市場であり、これは「豪州で学ぶ意味」を考えるうえで無視できない事実です。日本に戻って就職する前提であれば、日本国内の専門学校・大学で学ぶほうが、費用対効果の面で有利になる可能性は十分にあります

年収の目安(厚生労働省 job tag)

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、職業ごとに平均年収と求人倍率が示されています。当社が確認した値は次のとおりです。

職業平均年収(job tag 掲載値)有効求人倍率読み取れること
システムエンジニア(基盤システム)889.0 万円2.28 倍年収・求人倍率ともに高い。インフラ・基盤領域の希少性
プログラマー578.5 万円0.94 倍求人倍率が1倍を下回っています。「プログラマー」という括りでは、求職者のほうが多い状態
この2行の差は、豪州の状況と驚くほど似ています。基盤・インフラ・セキュリティ寄りの職種は年収も求人倍率も高く、一般的な「プログラマー」の括りは求人倍率が1倍を割っています。
日本でも豪州でも、いま需要が集中しているのは「インフラ/セキュリティ側」だということです。TAFE Queensland のコース選びでいえば、Advanced Networking 系や、サイバーセキュリティ(22603VIC・大学院課程)が、この流れと重なります。

※ job tag の掲載値は職業分類ごとの集計であり、個人の年収を保証するものではありません。数値は更新されます。

基本情報技術者・応用情報技術者との比較

日本で IT の基礎資格として広く知られているのが、IPA が実施する基本情報技術者試験(FE)応用情報技術者試験(AP)です。セキュリティ分野では情報処理安全確保支援士試験(SC)があります。豪州の資格と比べると、性格がかなり違います。

観点日本(FE/AP/SC)豪州(ICT50220/22603VIC/Master)
性格試験。独学でも受験でき、学歴要件はありません課程の修了。在籍して所定のユニットを修了することで得られます
取得までの時間数か月〜1年程度の学習で受験可能Cert III 6か月/Cert IV・Diploma 各1年/Master 1年6か月
費用受験手数料は数千円台。学習費用は選び方次第$8,250〜$32,000 台(課程による)+生活費
豪州のビザとの関係ありません。FE/AP/SC は豪州の職業リストや技能査定の要件ではありません豪州の学歴として ACS 査定の対象になります
日本での通用度非常に高い。多くの企業が評価対象にしていますそのままでは通用しにくい。実務経験とセットで説明が必要
この比較は、どちらが優れているかという話ではありません。目的が違います。
日本で IT のキャリアを築くなら、FE/AP/SC のほうが圧倒的に効率的です。費用も時間も桁違いに小さく、日本企業での通用度も高い。
豪州で就労・滞在まで視野に入れるなら、豪州の学歴が必要です。FE や AP をいくら持っていても、ACS の査定では豪州や海外の「学位・資格」として評価される枠に入りません。
「英語を伸ばしながら IT も学びたい」という動機だけで豪州の Diploma を選ぶと、日本でも豪州でも中途半端になる――これが、当社が最も避けていただきたいパターンです。目的を先に決めてから、コースを決めてください。

※ 各試験の合格率・受験者数について、IPA の統計ページを確認しましたが、数値が PDF・Excel 形式でのみ提供されており、当社では具体的な数字を読み取れませんでした。この点は「確認できなかったこと」に挙げています。

⑤ 日本の同種の専門学校(比較用)COMPARABLE SCHOOLS IN JAPAN

「日本の専門学校で学ぶ場合と、どう違うのか」を判断していただくために、IT・サイバーセキュリティを扱う日本の専門学校を2校ご紹介します。当社と提携関係はありません。比較のための情報としてご覧ください。

日本工学院専門学校(蒲田・八王子)

学校法人片柳学園

情報処理科、IT スペシャリスト科、サイバーセキュリティ科、AI システム科、ゲームプログラミング科など、IT 系の学科を細かく分けて設置している専門学校です。蒲田・八王子・北海道の3キャンパス体制。

サイバーセキュリティを名前どおりの学科として設置している点は、TAFE Queensland の 22603VIC や大学院課程と比較する際の分かりやすい対比になります。

https://www.neec.ac.jp/

HAL 東京/大阪/名古屋

学校法人日本教育財団

ゲーム、CG・映像、音楽、カーデザイン、AI・WEB・IT の5分野を扱う専門学校です。東京・大阪・名古屋の3校に加え、パリにも展開しています。

IT 系の学科に加え、クリエイティブ分野を同一校内に併設している点が特徴です。「IT + デザイン」「IT + 映像」といった組み合わせを日本国内で学ぶ場合の比較対象になります。

https://www.hal.ac.jp/

比較の要点を、率直に整理します。
学費と期間:日本の専門学校(2〜4年制)の学費は年間 100〜150万円台が一つの目安で、TAFE Queensland の Diploma($23,000・1年)や Master(年 $32,000)とは、為替次第で大きく変わります。生活費を含めた総額では、豪州のほうが高くなるのが通常です。
就職先:日本の専門学校は日本国内の就職を前提に、企業とのつながりを持っています。TAFE Queensland は豪州国内の就職を前提とした課程です。ここが最大の違いです。
資格:日本の専門学校は FE/AP/SC の合格を目標に据えたカリキュラムを組むことが多く、TAFE Queensland は AQF の資格そのものが成果物になります。
英語:豪州で学べば英語環境に身を置けますが、英語だけを目的にするなら、語学コースのほうが費用対効果は高いのが実際です。

⑥ オーストラリアで学ぶ価値と、日本との違いWHY STUDY IN AUSTRALIA

ここまで不都合な点を中心に書いてきました。そのうえで、それでも豪州で IT を学ぶ意味があるとすれば、それは次の4点だと当社は考えています。

逆に、豪州で学ぶべきでないケースもはっきりしています。
日本での IT 転職だけが目的の方 … FE/AP や実務経験の積み上げのほうが、費用も時間も圧倒的に効率的です。
「1年の Diploma で移住したい」方 … このページで説明したとおり、制度上その道は極めて細いです。
英語力が伸びる前提でコースを選ぼうとしている方 … IT の講義は専門用語が多く、英語力が足りないまま入ると、技術も英語も身につかないまま1年が終わります。
当社は、上記に当てはまる方には「このコースは向いていません」とお伝えします。合わない方に売ることは、結局どちらの利益にもなりません。

クイーンズランドとニューサウスウェールズ(シドニー)の比較QLD vs NSW

IT を学ぶ先として、TAFE Queensland と TAFE NSW のどちらを選ぶか。当社にいちばん多くいただく質問です。IT 分野に限れば、判断材料ははっきりしています。

観点TAFE Queensland(ブリスベンほか)TAFE NSW(シドニーほか)
留学生向けの IT 学士確認できませんでしたBachelor of Information Technology があります(Cyber and Network Security / Data Engineering)
サイバーの大学院Graduate Certificate/Graduate Diploma/Master/Master (Advanced) の4課程弊社が確認した範囲では、サイバー専門の大学院課程は見当たりません
Diploma of ITICT50220・4専攻+General・$23,000ICT50220 ほか。学費は TAFE NSW の掲載値をご確認ください
地方区分ブリスベン=Category 1。ゴールドコースト・サンシャインコースト=Category 2、ケアンズ等=Category 3。IT の一部専攻がこれらの地域で開講シドニー=Category 1。地方キャンパスは存在するが、IT 専攻の開講は限定的
州指名(QSOL/NSW)QSOL に 261311/261312/261313/261399/262112 の5職業。262112 は州外からも対象NSW の指名要件は別途。年度ごとに大きく変わります
生活費シドニーより低い水準とされています豪州で最も高い水準の都市
求人の絶対数シドニー・メルボルンに次ぐ規模豪州最大。IT 求人の集積地
日本人の多さゴールドコースト・ケアンズには日本人コミュニティがありますシドニーは日本人が最も多い都市の一つ
IT 分野に限れば、判断は次のように整理できます。
学士(Bachelor)で ACS 査定の「2年差し引き」を狙いたいTAFE NSW。学士課程がある分、選択肢が広い。TAFE NSW の IT ページで詳細を確認できます。
サイバーセキュリティを大学院レベルで学び、485 の Post-Higher Education Work stream を使いたいTAFE Queensland。Master of Cyber Security は、この目的に対して明快な選択肢です。
地方区分(Category 2/3)を計画に組み込みたいTAFE Queensland。Coomera・Mooloolaba・Toowoomba などでの開講があり、Master も Coomera で受けられるとされています。
生活費を抑えたいTAFE Queensland
「どちらが良い学校か」ではなく、「どの資格レベルまで行くつもりか」で決まるとお考えください。

入学条件・英語条件ENTRY REQUIREMENTS

学歴の条件

Certificate III(ICT30120)オーストラリアの Year 10 相当の修了。日本でいえば高校1年修了程度が目安とされています
Certificate IV(22603VIC)
Diploma(ICT50220)
オーストラリアの Year 12 相当の修了。日本の高校卒業が目安とされています
Graduate Certificate(HED011)掲載ページでは大学院課程の学歴条件が示されていませんでした。AQF5 相当の資格+関連実務2年、または関連実務3年でも出願を検討できると案内されています。個別の確認が必要です
Graduate Diploma(HED010)
Master(HED009/HED008)
同上。学士相当の学歴、または相当する実務が求められるのが一般的ですが、正確な条件は弊社では確認できませんでした

※ 各国の学歴とオーストラリアの Year 10/Year 12 との対応表が、TAFE Queensland の掲載ページで公開されています。日本の高校卒業がどう扱われるかは、この対応表と個別審査によります。

英語の条件

Certificate III/IV
Diploma/Advanced Diploma
IELTS Academic 総合 6.0(各バンド 5.5 以上)
Associate DegreeIELTS Academic 総合 6.0(Writing 6.0 以上、他は 5.5 以上)
BachelorIELTS Academic 総合 6.5(各バンド 6.0 以上)
大学院課程(Graduate Certificate/Diploma/Master)IELTS Academic 総合 6.5(各バンド 6.0 以上)

※ TAFE Queensland International の英語条件ページの掲載内容です。コースによってはこれより高い英語条件が設定される場合があると同ページで説明されています。PTE・TOEFL などの換算表も同ページから確認できます。

英語条件に届いていない場合。TAFE Queensland には英語コースがあり、規定の水準まで英語を伸ばしてから本コースに進む道筋が用意されています。詳しくは TAFE Queensland の英語コースのページをご覧ください。
IT の場合、IELTS 6.0 でぎりぎり入学しても、講義についていくのが厳しいというのが当社の実感です。専門用語が多く、グループ課題も英語で進みます。余裕を持って 6.5 前後で入ることを、当社は強くおすすめしています。
Certificate III は Year 10 相当で出願できます。これは日本の高校を中退された方や、学歴に不安のある方にとって現実的な入口です。ICT30120 は6か月と短く、学費も $8,250 です。
ただし「まず Certificate III、次に Diploma、その次に…」と積み上げると、時間も費用も膨らみます。学生ビザの期間、年齢(485 の35歳制限)、総費用を最初に逆算してから決めることを、当社はお願いしています。

費用と期間FEES & DURATION

職業教育(VET)課程

コースコード/CRICOS期間学費(総額)
Certificate III in Information TechnologyICT30120 / 106316K6か月AUD 8,250
Certificate IV in Cyber Security22603VIC / 112094B1年AUD 18,800
Diploma of Information Technology(4専攻+General・いずれも同額)ICT50220 / 107313E1年AUD 23,000

大学院課程 — 2つの資料で金額が食い違っています

ここは、正直に併記します。サイバーセキュリティの大学院課程について、当社が参照した2つの資料で金額が一致しませんでした。どちらが正しいかを当社が断定することはしません。

【A】当社が受領した TAFE Queensland の2026年料金資料
・サイバーの学位課程 … Graduate Certificate AUD 15,000 〜 Master AUD 45,000+ というレンジ表記

【B】TAFE Queensland International の価格一覧ページの掲載値
・Graduate Certificate in Cyber Security(HED011・6か月)… AUD 16,000(総額)
・Graduate Diploma in Cyber Security(HED010・1年)… AUD 32,000(総額)
・Master of Cyber Security(HED009・1年6か月)… AUD 32,000(年額)
・Master of Cyber Security (Advanced)(HED008・2年)… AUD 32,000(年額)

【B】の年額表記で計算すると、Master(1年6か月)の総額は 45,000〜48,000 台になり、【A】の「Master AUD 45,000+」とは整合します。一方、Graduate Certificate は 15,000 と 16,000 で 1,000 ドルの差があります。
資料の版が違うか、対象年度が違う可能性があります。出願前に、その時点の金額を書面で確認します。

学費以外にかかるもの

※ 上記の金額は当社が確認した範囲の値で、改定されます。総額のお見積りは、コース・開始時期・キャンパスをうかがったうえで個別にお出しします。当社は推測の金額をご案内しません。分野横断で学費を比べたい方は TAFE Queensland の学費一覧もあわせてご覧ください。

よくあるご質問FAQ

Q1. Diploma of Information Technology(ICT50220)を1年で修了すれば、subclass 482 や 186 に進めますか。

率直に申し上げると、Diploma 単独では極めて難しいです。482/186 で指名される ICT 専門職(261/262/263 番台)は skill level 1 で、学士相当が目安とされています。技能査定を行う ACS でも、Diploma で申請した場合は職務経験から差し引かれる年数が学士の場合より長くなる設計です。
Diploma で現実的に就ける 313 番台(ヘルプデスク・IT サポート)は、賃金水準の面でも 482 の Core Skills Income Threshold(AUD 79,499)に届かない求人が珍しくありません。「Diploma を1年で取って就労ビザへ」という計画は、当社としてはおすすめしていません。

Q2. Certificate IV in Cyber Security(22603VIC)を取れば、サイバーセキュリティの専門職になれますか。

22603VIC は AQF4 の資格で、262112 ICT Security Specialist(skill level 1)が求める水準には届きません。この資格単独で狙える skill level 1 のサイバー職業は、弊社が確認した範囲ではありません。
ただし無意味というわけではありません。(1) SOC の一次対応など入口の仕事に就くための資格、(2) 大学院に進む前の土台づくり、(3) Mooloolaba・Coomera・Toowoomba など地方区分にあたる地域で学べる選択肢、という3つの価値があります。位置づけを正しく理解して選ぶ資格です。

Q3. Diploma of IT に「サイバーセキュリティ専攻」はありますか。

ありません。弊社が TAFE Queensland の掲載内容で確認した ICT50220 の専攻は、Advanced Networking and Cloud Engineering、Advanced Networking and System Administration、Advanced Programming、Front End Web Development の4つと、専攻指定なしの General です。
TAFE Queensland でサイバーセキュリティを名前どおりに学ぶ場合は、22603VIC Certificate IV in Cyber Security か、大学院の4課程(HED011/HED010/HED009/HED008)のいずれかになります。

Q4. Diploma を修了してから、TAFE Queensland の学士に進めますか。

IT 分野では、留学生向けの学士課程を確認できませんでした。TAFE Queensland の IT は、Diploma(AQF5)の上が大学院(AQF8/9)という構成になっています。
Diploma 修了者が校内で上を目指す場合、現実的な道は Graduate Certificate in Cyber Security(HED011)への進学です。この課程は「AQF5 相当の資格+関連実務2年」または「関連実務3年」でも出願を検討できると案内されています。実務年数の条件が付くため、Diploma 修了直後にそのまま進めるとは限りません。
学士(AQF7)を経由したい場合は、TAFE NSW の Bachelor of Information Technology や、豪州の他大学が選択肢になります。オーストラリアの大学一覧もご覧ください。

Q5. 262112 ICT Security Specialist で申請すればよいと聞きましたが、正しいですか。

どのビザの話かによって答えが変わります。弊社が確認した範囲では、262112 は MLTSSL(LIN 19/051・ANZSCO 2013 版)に掲載されており、subclass 189/190/491/485 の文脈では有効なコードです。BSMQ の QSOL にも 262112 が掲載されており、州外からの申請も対象とされています。
一方、subclass 482 が参照する CSOL(LIN 24/089)は ANZSCO 2022 版で作られており、262112 というコードは見当たらず、261315/261317/262114〜262118 といった細分化されたコードが並んでいます。
「262112 で申請できます」という説明を受けたら、それがどのビザについての話なのかを必ずご確認ください。

Q6. ブリスベンで学べば、地方(regional)扱いで移住に有利になりますか。

なりません。ブリスベンは指定地方地域の区分では Category 1(Major Cities)にあたり、シドニー・メルボルンと同じ扱いです。地方の優遇を受けたい場合は、Category 2 のゴールドコースト・サンシャインコースト、または Category 3 のケアンズ・タウンズビル・トゥーンバなどで学び、働く必要があります。
TAFE Queensland の IT でいえば、22603VIC は Mooloolaba・Coomera・Toowoomba で、ICT50220 Advanced Programming は Coomera で、大学院課程は Coomera で開講されるとされています。「クイーンズランド州だから地方」ではなく、「どのキャンパスか」で決まります。

確認できなかったことWHAT WE COULD NOT VERIFY

当社が2026年7月時点で調べた範囲では、次の事項を一次情報で確認できませんでした。推測で埋めることはしませんので、正直に列挙します。これらはご相談の際に個別に確認いたします。

コース内容について

入学条件について

ビザ・職業リストについて

就職・年収について

費用について

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職業リストの掲載状況は、コース選びの前提そのものです。ご検討中の職業がどのリストに載っているかは、ビザ職業リスト(CSOL)の解説ページで全体像をご確認ください。

このコースが自分に合うか、無料で確認できます

学歴・職歴・英語力・ご予算・目標時期をうかがって、このコースが現実的かどうかを率直にお伝えします。合わないと判断した場合は、その理由と代わりの選択肢もお出しします。

資料と最新情報を請求する(無料) 無料カウンセリングを申し込む
当社には Registered Migration Agent(登録移民代理人・MARN 0637738)が在籍しており、ビザに関するご相談は当該代理人が担当します。本ページはコース選びの参考としての一般情報であり、個別のビザ申請に関する助言ではありません。職業リスト(CSOL・MLTSSL 等)、州指名の条件、賃金基準、英語要件、指定地方地域の郵便番号はいずれも随時改定されます。掲載内容は 2026年7月時点で公開情報から確認したものであり、ご検討の際は必ず最新の情報をご確認ください。学費・入学条件は TAFE Queensland の定めによります。ICT 分野の技能査定に関する最終的な判断は Australian Computer Society が行います。

出典一覧SOURCES

コース・学費・入学条件

ビザ・職業リスト・技能査定

オーストラリアの就職・年収・需給

日本側の就職・年収・資格