ナチュロパシー/自然療法とは?
ナチュロパシー/自然療法とは、病院に行き、お薬を頂く現代医療とは異り、
本来からだが持つ『健康になるとする力=自然治癒力』を高めることで治療する自然療法をさし、
世界中で「代替医療」として用いられています。
失われた体のバランスを回復させ 健康を確立、維持する事が目的であり、
また、体のバランスを保つことで病気の予防にも繋がります。
例えば、風邪を引いた時・・・
・ 現代医療での治療
病院にいき、お医者様に診断をして頂き、お薬を処方して頂きます。
そのお薬によって治療します。
・ 代替医療 = ナチュロパシー(自然療法)での治療
ハーブやアロマなど、自然のものを使い、
風邪を引いた原因=からだのバランスの欠陥を埋めて、
人が本来持つ自然治癒力と共に治療を行っていきます。 また、なぜその症状がからだに起こったのかを追求し、予防に役立てていきます。
ナチュロパシー(自然療法)の専門学校では何を勉強するの?
代表的には栄養学、 ホメオパシー 、西洋ハーブ療法を勉強します。
それに加えて、フラワーレメディー、イリドロジー、マッサージ、 食事療法、
運動指導、リラクゼーション などの多彩なナチュラルセラピーテクニックを用い、
それぞれの病状、患者さんに合わせて、さまざまな角度から人々を治療する方法を学びます。
オーストラリアとナチュロパシー/自然療法
広大な大地の自然を大切にする国であるオーストラリアでは、
全人口に対する ナチュロパス の数が世界でも圧倒的に多いのが特徴です。
ご家庭の薬箱にナチュロパシー(自然療法)のお薬が常備されている事も多く、
オーストラリアでは自然療法が日常生活に取り入れられております。
それには 2 つの起源があります。
最初はオーストラリアのイギリス植民地時代、
イギリスからオーストラリアの土地に渡ってきた人々は、全く違う新しい環境での生活を余儀なくされました。
本国イギリスより遠く離れた環境ですので、
元々日常的に使っていた薬を必要に応じて持ってくるのは不可能ですし、
何とも生活に必要とされる薬の入手が困難でした。
特に都市部から遠く離れた農場に定住した人々には。
そこで、身の回りにある植物を利用して、疾病時に訳そうとして使用し、
また疾病予防の手段として生活に密着させる方法を自然に身につけていきました。
オーストラリアのナチュロパシー(自然療法)の中には、
先住民『アボリジニ』より伝えられたものが多くあります。
約 6 万年前から定住していたといわれる彼らは、自然を崇拝し尊厳の年を持ちながら、
自然と共に生きる生活を続けてきました。
その為、身の回りの植物に深い理解を持っており、
健康維持と強壮に利用する方法を自然に知識を持っています。
上記がオーストラリア、ナチュロパシー(自然療法)の起源です。
オーストラリアの人々は日常的にこういった知識を親から子供へと伝えていきました。
また、移民の国でもあるオーストラリアではヨーロッパを起源に持つセラピーや
アジアで発展したセラピーなども柔軟に受け入れ、西洋医学と組み合わせ治療に用いています。
オーストラリアでのナチュロパシー(自然療法)教育
オーストラリアではナチュロパシー(自然療法)に関わる教育や産業は、
オーストラリア政府によって管理されています。 その為、専門教育機関はセラピストの養成にあたり、
多岐に渡る政府機関各省庁に届け出て許可を得る必要があります。
その対象となる政府機関省庁は国家政府省庁と州政府省庁の 5 機関にも渡ります。
これほどに厳しく管理されているオーストラリアの教育機関での
ナチュロパシー(自然療法)ですので、
カリキュラム、そして内容共に信頼がおけるものであり、充実しています!
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