シドニーの名門自然療法学校ACNT(Australasian College of Natural Therapies)の伝統を受け継ぐ、Torrens University の自然療法学士課程。4年間で栄養学・ハーブ医学・臨床技術を体系的に学び、学内クリニックでの豊富な実習を経てナチュロパスを目指します。ICNが弊社設立当初からご案内してきた、思い入れのある分野・学校です。
最終更新: 2026年9月10日 | 出典: Torrens University 公式コースページおよびインターナショナル料金表(2026年9月確認)。学費・開講日・入学条件は変更されることがあります。お申込み前に最新情報をご案内します。
ACNTは、創立者フリーダ・ビーリックが「重い喘息だった息子がオステオパシーの施術で回復した」経験をきっかけに設立した自然療法カレッジで、NSW州で最初に自然療法分野の認可を受けた学校です。ナチュロパシー・臨床栄養学・中医学・西洋ハーブ医学の分野で30年以上の教育実績を築き、2014年にTorrens University Australiaの一部となりました。現在はTorrensの保健学部の中で、ACNT由来のプログラムが大学の学位課程として続いています。「カレッジの実践教育」と「大学の学位」の両方を手にできるのが現在の形です。
| コース | CRICOS | 期間 | キャンパス | 学費/年 | 総額 |
|---|---|---|---|---|---|
| Diploma of Health Science (1年で修了できる健康科学ディプロマ) | 099640E | 1年(8科目) | シドニー・メルボルン・ブリスベン・オンライン | A$29,330 | A$29,330 |
| Bachelor of Health Science (Naturopathy) (自然療法学士) | 099643B | 4年(32科目) | シドニー・メルボルン・ブリスベン | A$29,330 | A$117,320 |
| Bachelor of Health Science (Western Herbal Medicine) (西洋ハーブ医学学士) | 099641D | 3年(24科目) | シドニー・メルボルン・ブリスベン | A$29,330 | A$87,990 |
| Bachelor of Health Science (Chinese Medicine) (中医学学士) | 102914J | 4年(32科目) | メルボルン | A$29,330 | A$117,320 |
1科目あたり A$3,666。上記は授業料のみで、教材費・OSHC(留学生健康保険)等は別途です。パートタイム(自然療法学士で約8年)は学生ビザでは選択できません。
| 学歴 | 次のいずれか:AQFレベル5で0.5 EFTSL以上、またはAQFレベル6以上で0.25 EFTSL以上の修了(=豪州の専門課程等の一定の履修)/高校卒業資格(日本の高校卒業を含むSenior Secondary相当)またはバカロレア資格 |
|---|---|
| 英語力 | IELTS Academic 6.5(各バンド5.5以上)または同等。届かない場合は、Torrens付属英語コース TULC(週A$320キャンペーン中)からのパッケージをご案内できます |
| 代替入学 | 上記を満たさない場合も、過去の学習歴の審査やレディネス評価による代替入学(alternative entry)の可能性があります。個別にご相談ください |
| 既習の認定 | 過去の資格や実務・人生経験によるRPL(既習認定)・単位移行の制度があります |
この課程の柱は臨床訓練です。合計460時間の実習(work-integrated learning)に加え、180時間の臨床準備学習(ケース分析・臨床評価)が組み込まれています。3年次からは、大学が運営する学生主導クリニック「The Practice Wellbeing Centre」で、経験豊富なナチュロパスの指導のもと、一般のクライアントに対する実際のコンサルテーションを担当します。卒業後は、ATMS・ANTA・CMA・NHAA・ANPA・WNF(世界自然療法連盟)といった職業団体への加入申請が可能です。
Bachelor of Health Science (Naturopathy) の全32科目(コア29+選択3)です。科目名をクリックすると、公式の科目解説を弊社が日本語に要約したものが開きます。
化学レベルから細胞レベルまで、人体を構成する生物学的な「部品」を学びます。炭水化物・タンパク質・酵素・脂質・DNA/RNAの構造と働き、遺伝子発現、細胞膜と物質輸送など、後の生理学の学習を支える基礎化学・細胞生物学です。
ナチュロパシーと西洋ハーブ医学が歴史的・思想的にどう生まれ、現代のオーストラリアと世界の臨床にどうつながっているかを学びます。健康・病気・治癒に対する各アプローチの違い、豪州の補完医療の規制環境、治療関係の土台になる倫理とコミュニケーションを扱います。
三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)と人体代謝の基礎。各栄養素の組成・働き・食品源・推奨摂取量を豪州の食事ガイドラインに沿って学び、過剰・不足・欠乏が個人と集団に現れるサインと症状を理解します。
人体の構造と機能を学ぶための基本概念と用語から始め、細胞・組織・臓器の組織化と相互作用、ホメオスタシス(恒常性)の維持を学びます。外皮系・筋骨格系・呼吸器系・心血管系を詳しく扱います。
薬用植物の同定スキルの基礎。主要な薬用植物の科と植物学的特徴、持続可能な調達、栽培・収穫・乾燥・保存、ハーブ製剤の形態と製造技術、豪州の製造・調剤に関する規制環境を学びます。出席必修の実技科目です。
微量栄養素(ビタミン・ミネラル)と健康の関係。構造・働き・食品源・推奨量・治療量を生理学と代謝に関連づけて学び、慢性疾患における食・栄養・ライフスタイル要因、サプリメントに関する科学的文献の評価までを扱います。
リンパ系・免疫系・消化器系・神経系・内分泌系・泌尿器系・生殖器系と特殊感覚を詳しく学び、各システムの統合とホメオスタシスの調節メカニズムを理解します。後の病態生理学の土台になります。
現代医療の文脈で研究エビデンスを自信を持って扱うための基礎。健康研究の検索・解釈・評価、情報リテラシー、研究倫理、新しいテクノロジーの責任ある使い方を学び、エビデンスがどう作られ実践に翻訳されるかを理解します。
生理学の基礎から一歩進み、病気のプロセスを学びます。免疫学・毒性学・微生物学と代表的疾患、消化器・神経・心血管系疾患の病態生理と臨床症状、一般的な臨床検査値の読み方の入門まで。
ハーブ医学の言語と分類から始め、消化器・肝臓・免疫・呼吸器・心血管系のハーブについて、原植物・有効成分・作用機序・適応・調剤・用量・安全性を体系的に学びます。伝統知と研究エビデンスを組み合わせる姿勢がここで身につきます。学期末に2日間の必修ワークショップがあります。
糖質・脂質・アミノ酸の代謝、ATPとエネルギー産生、電子伝達系、細胞のシグナル伝達、遺伝子発現の調節など、医療者に必要な生化学と遺伝学の基礎を学びます。
筋骨格・皮膚・血液・呼吸器・内分泌・腎・生殖器系疾患の病態生理と症状、高齢化に伴う疾患(老年学)、診断への一般的アプローチと臨床検査の解釈を扱います。
ハーブ薬物学1の続編。筋骨格・泌尿器・皮膚・神経・内分泌・生殖器系のハーブを同じ枠組みで学び、ハーブどうしの比較と基本的な処方の考え方を身につけます。
栄養素の消化・吸収・輸送・貯蔵のメカニズムを生化学レベルで学び、腸内細菌叢・炎症・抗酸化・肝臓の解毒・神経伝達物質の合成・栄養ゲノミクスとエピジェネティクスまで、主要疾患の管理との臨床的つながりを扱います。
問診・病歴聴取、症状と徴候の批判的分析、レッドフラッグ(危険なサイン)の見極め、検査値・画像レポートの解釈、器具を使った身体診察と鑑別の考え方を実技で学びます。守秘義務や他の医療職への紹介(リファーラル)も扱う、出席必修の科目です。
臨床の現場を初めて「観察者」として体験する科目。学外で最低25時間(うち15件以上のコンサルテーション同席)の実地観察を行い、実務者とクライアントのやり取り、職域と注意義務、倫理、調剤室の運営、豪州医療制度の実際を肌で学びます。救急法資格と児童関連就労許可(WWCC等)が必要です。
薬用植物の植物化学と薬理学。化学的複雑性と相乗効果、品質に影響する要因、ハーブの薬物動態・薬力学、安全性と医薬品との相互作用を学びます。
体の各システムの疾患に対する治療プロトコルとハーブ処方戦略。クライアントに合わせた個別処方の組み立てと、ライフステージに応じた安全な処方をエビデンスに基づいて学びます。ケースベースの実習クラス(出席必修)と学期末2日間のワークショップで、学内クリニックへの準備をします。
健康科学と栄養学の知識を統合し、特定の健康状態に対する食事・栄養マネジメントを始める科目。ケースベースで文献を批判的に評価しながら治療アプローチを組み立てます。
ハーブ治療学1の続編。より広い疾患・システムへの治療プロトコルと個別処方を深め、ライフステージ全体での安全でエビデンスに基づく処方を身につけます。
模擬クリニック環境で、ケース聴取・臨床検査・治療学の知識を統合して症例分析とマネジメントを実践します。カウンセリングを含む対人スキルを磨き、学生クリニックでの25時間の臨床観察を行います。
妊娠前・妊娠期・授乳期・乳幼児期・思春期・成人期・高齢期それぞれの栄養要件と、先住民コミュニティ・アスリートなどリスク集団特有の栄養課題を学びます。年齢層ごとの食事パターンと最適な栄養の推奨を扱います。
一般医薬品の薬理学。薬物動態・薬力学の原則、主要な薬の作用機序・適応・禁忌・副作用に加え、医薬品と補完療法の相互作用、多剤併用(ポリファーマシー)、特別な配慮が必要な集団への対応を学びます。ナチュロパスが医療チームの中で安全に働くための科目です。
栄養治療学1を発展させ、各システムの疾患への栄養療法をケースベースで組み立てます。The Practice Wellbeing Centre での臨床実習(週1日×12週間)が組み込まれています。
複合的・多因子的な健康状態への上級ハーブ治療戦略。複雑な症例や新しい疾患へのエビデンスに基づく処方、他職種と連携したクライアントケア、臨床リスク管理を、問題基盤型のワークショップと学内クリニック実習(週1日×12週間)で学びます。
自分で選んだリサーチクエスチョンに対して現在の文献を批判的に検討し、臨床判断に役立てる学術レビューを執筆します。出版水準を意識した文献検索・批判的評価の集大成です。
複雑な症例に対し、ナチュロパシーの哲学を現代の統合医療の枠組みに位置づけながら、根拠を示して全人的な治療計画を立てます。文化・倫理・法律に配慮したコミュニケーションを学び、学内クリニックでの臨床配属(週1日×12週間)を行います。
開業ナチュロパスとして成功するための科目。職業倫理・賠償責任・法規制、マーケティング・ブランディング・財務管理まで、デザイン思考を使ってビジネスプランを実際に作成します。
統合臨床研究1の続編。公衆衛生と社会正義への職業的責任、対立解決とクライアントのリスク管理を含む高度なコミュニケーションを扱い、学内クリニックでの臨床配属は週2日×12週間に増えます。卒業直前の総仕上げです。
特定の疾患に対する栄養評価と治療的な食事介入。行動変容のスキルを含む、文化的に多様なクライアントへのカウンセリング技術を学びます。
対人関係の対立の性質と、調停・修復的対話を含む解決戦略。個人・グループ・コミュニティレベルでの対立の原因と現れ方を学び、共感的な関係を築くスキルを養います。
集団の健康を改善する公衆衛生の原則と実践。健康の社会的決定要因、人権に基づく枠組み、行政の役割、プライマリヘルスケアのモデル、先住民の健康観までを扱う入門科目です。
栄養治療学1・2を統合・発展させる最終学年科目。遺伝子多型・胎児期プログラミング・ミトコンドリア機能障害・代謝と免疫の機能不全・炎症・環境要因を踏まえ、複雑な症例への包括的な栄養治療戦略を組み立てます。
虹彩の構造・色・比率の違いを観察・分析して健康状態の手がかりを読み取り、ナチュロパシーの治療計画に応用する伝統技法を学びます。
ホメオパシーの歴史・哲学・実践原則の入門。エビデンスの位置づけ、ケース聴取とレメディ選択、基本的なマテリアメディカを学び、ナチュロパシーのケースマネジメントの中で基本的なホメオパシー処方ができるようになります。
バッチフラワーとオーストラリアン・ブッシュ・フラワーエッセンスの入門。クライアントの感情面のアセスメントから個別処方を組み立て、必要に応じて適切な医療職へ紹介する安全な実践を学びます。
科目解説は Torrens公式コースページの各科目説明(2026年9月時点)を弊社が日本語に要約したものです。科目構成・内容は改訂されることがあります。原文が常に優先します。
ICNはACNT時代からこの分野の留学生を送り出してきました。英語準備(TULC週$320)からディプロマ→学士の設計、渡航後の生活まで、現地シドニー&メルボルンのスタッフが無料でサポートします。
無料カウンセリング予約 LINEで質問する